Twitterのなりすまし被害をご存知でしょうか?他人になりすましてアカウントを作成し、本人であるかのように情報を発信します。誤った情報を発信して企業イメージを左右しかねないなりすましは、著名人だけではなく企業にとっても警戒すべき存在です。なりすまし対策で知っておきたいのが、Twitterの認証アカウントです。

アカウントが認証されれば、アカウント名の右側に青いチェックマークのバッジが表示されます。バッジがあるかどうかで、なりすましアカウントかどうかを判断できる基準になります。
今回はTwitter認証アカウントの概要と申請方法についてご紹介します。Twitterを活用して企業の情報を発信している方は、アカウントが認証対象かどうか一度確認してみましょう。

Twitterの認証アカウントとは

上のTwitterアカウントには、アカウント名の横に青いチェックマークのバッジが表示されています。他のアカウントでも、ご覧になったことがある方もいらっしゃると思います。
Twitterから認証されると、青いバッジが表示されます。
本人がアカウントを管理していることを意味しています。著名人や企業のアカウントといった影響力のあるアカウントが認証される傾向にあります。
以前は認証してもらうために、Twitterから声がかかるのを待つしかありませんでした。ですが、現在は申請窓口が設定されており審査に通れば認証してもらうことが可能です。
Twitterの審査を通過したアカウントだけがバッジを表示できるので、なりすましアカウントと区別するときに役立ちます。

参照:
認証済みアカウント | Twitterヘルプセンター

認証アカウントを使うときのポイント

認証アカウントのメリットや気をつけるべきポイントをおさえておきましょう。

なりすましを防止できる

アカウントが認証されるには、Twitterの審査を通過しなければいけません。審査を通過して認証されたアカウントだけが青い認証済みのバッジを表示させられます。
認証されればアカウントが本人によって管理されている証明になります。認証済みバッジがあるかどうかで、なりすましアカウントかどうかを簡単に見破ることができます。

ハッキングやフィッシングに狙われやすい

著名人や企業といった影響力のあるアカウントが認証されます。乗っ取りなどの被害にあえばその分被害も大きくなるでしょう。
Twitterではユーザー名とパスワードにくわえてショートメールで届くコードでログインが可能になるログイン認証が設定できます。ハッキング被害からアカウントを守りセキュリティを向上させるためにも、ログイン認証を設定することをオススメします。
また、アプリTwitterアカウントを連携させるときには注意が必要です。Twitterに登録した個人情報を抜き取る目的で連携をすすめてくるアプリがあるからです。アカウントを乗っ取られる可能性を少しでも減らすには、信頼できるアプリ以外は連携しない方がいいでしょう。

参照:
Twitterをスパムの乗っ取りから解除する作業手順まとめ(PC/iPhone/Android)
セキュリティ対策に役立つ!Twitterのログイン認証について解説

認証済みのアカウントの趣旨を変更すると、認証取り消しの可能性がある

認証済みのアカウントのプロフィールなどを変更し、認証されたときに趣旨と大きく変化した場合は認証が取り消される場合があります。認証されたときの内容と趣旨が大きくはずれていないか、変更をくわえる前に一度確認しましょう。
また、認証済みの青いバッジをプロフィール画像などに使用して、認証アカウントだと誤解させるような表示があった場合はアカウントが永久凍結されるので注意してください。

参照:
認証済みアカウント | Twitterヘルプセンター