リアルタイムで共同作業できる「sketchboard」を使ってみよう
インターネットの普及によって働き方は劇的に変化し、在宅勤務や世界中の離れたメンバーとのリモートワークの機会が増えています。ですが、必ずしもツールの発達は変化のスピードに追いついていません。
sketchboardは、リモートワークでもチームがスムーズに連携し、創造性を発揮できるように開発されたツールです。自由な発想で図やスケッチを作成し、アイデアを表現・共有できます。
目次
1. sketchboardとは
sketchboardは、図やスケッチを作成できるブラウザベースのツールです。リモートのチームがリアルタイムにスムーズに協業できるように開発されました。旧来のダイアグラム作成ツールの制約に不満を感じた創業者が作成し、できるだけ制限なく自由に使えることに重きを置いています。アイデアの簡単な共有・迅速なフィードバック・オンライン共有を実現できるよう設計されています。
プラン
プランによって使用できる機能が異なります。このほか、TEAMプランの機能にさらにチーム運営関連機能を追加した、月額$9のORGANIZATIONプランもありますが、最低5ユーザー分の支払いが必要になります。
| FREE | PERSONAL | STARTER | TEAM | BUSINESS |
---|---|---|---|---|---|
月額料金 | $0 | $7 | $14 | $36 | $79 |
ユーザー数 | 5 | 1 | 3 | 7 | 15 |
公開ボード数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
非公開ボード数 | 0 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
ボード検索 | ☓ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
データ容量 | 0 | 100MB | 300MB | 700MB | 1.5GB |
Slack連携 | ☓ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
コメント機能 | ☓ | ☓ | ◯ | ◯ | ◯ |
プレゼン | ☓ | ☓ | ◯ | ◯ | ◯ |
メールサポート | ☓ | ☓ | ☓ | ◯ | ◯ |
sketchboardの特徴
- ドラッグ&ドロップで直感的に操作できるUI
- マインドマップからプレゼンテーションまで自由に作成可能
- フリーハンド描画機能
- マークダウン記法への対応
- キーボードショートカット
- Slack・HipChatとの連携
- メンバー管理・ボードの共有設定などのチーム機能
登録方法
TOPページ右上の「Sign Up」ボタンをクリックします。
メールアドレスを入力し「Sign Up」ボタンをクリックします。Google のアカウントを持っていれば、それを使ってアカウント作成ができます。
登録したメールアドレスに確認メールが届きますので「Confirm your email address」をクリックします。
パスワードを設定します。
任意のチーム名を入力し「Next」ボタンをクリックします。
チームに招待したいメンバーのメールアドレスを入力し「Done」ボタンをクリックします。空白のままでも登録できます。
ダッシュボードに移動します。
sketchboardの使い方
1. 図形の追加
図形を追加する方法は2種類あります。
1つめの方法では、右側のメニューから追加します。カーソルを画面右側に移動させると、図形一覧が表示されます。追加したい図形をドラッグ&ドロップします。
図形とそのメニューが表示されます。
もうひとつの図形追加方法では、背景をダブルクリックします。メニューが表示されますので、図形をクリックします。
図形とそのメニューが表示されます。
2. 図形の接続
図形を接続する方法も2種類あります。
1つめの方法では、新規図形の追加とともにコネクタを追加します。まず起点となる図形を選択します。
選択状態のまま、次の図形を配置したい場所でダブルクリックすると、起点となる図形からコネクタが接続された状態で、新たな図形が追加されます。
もう一つの方法は、図形からコネクタを伸ばす方法です。図形を選択すると、コネクタを伸ばせる箇所に円が表示されますので、その円をドラッグします。
コネクタが伸びますので、任意の図形に接続します。
3. フリーハンド描画
フリーハンド描画を行うには、画面下部の鉛筆アイコンか、キーボードのFキーをクリックします。
フリーハンド描画モードでは、画面下部の鉛筆アイコンが緑色に変わります。Shiftキーを押しながらドラッグすると、直線を描けます。図中の四角形は、左がフリーハンド、右がShiftキーを使って描いたものです。
4. マップビュー
マップビューでは、描画した図に合わせてズームサイズが調整されます。画面下部の地球アイコンか、キーボードのZキーをクリックします。
ズームが調整されました。大きな図であれば、ダブルクリックでズームインします。
5. 図の共有
図を共有するには、左上のボード名をクリックします。ラジオボタンをクリックし、Personal(自分のみ)・Team(チームのみ公開)・Public(一般公開)の3種類の公開範囲を切り替えます。
左下の左から2番目のShareアイコンと「Share with password」をクリックします。
パスワードを入力し「Set Password」をクリックします。パスワードが空欄の場合は共有設定されません。共有設定後、チームメンバーには引き続き閲覧・共有可能です。
共有相手には、ブラウザに表示されているURLと設定したパスワードを通知します。パスワードを入力すれば図を閲覧・編集できるようになります。
まとめ
sketchboardなら、離れた場所にいるチームメンバー同士が、リアルタイムに1つのボードを編集し、簡単にアイデアを共有できます。
できるだけ制限をなくしたインターフェースで、マインドマップからプレゼンテーションまで自由に図やスケッチを展開し、新たな作品やサービスの創造に役立てましょう。
- インターネット
- インターネットとは、通信プロトコル(規約、手順)TCP/IPを用いて、全世界のネットワークを相互につなぎ、世界中の無数のコンピュータが接続した巨大なコンピュータネットワークです。インターネットの起源は、米国防総省が始めた分散型コンピュータネットワークの研究プロジェクトARPAnetです。現在、インターネット上で様々なサービスが利用できます。
- オンライン
- オンラインとは、通信回線などを使ってネットワークやコンピューターに接続されている状態のことをいいます。対義語は「オフライン」(offline)です。 現在では、オンラインゲームやオンラインショップなどで、インターネットなどのネットワークに接続され、遠隔からサービスや情報などを利用できる状態のことを言う場合が多いです。
- UI
- UIとは、ユーザーインターフェイス(User Interface)の略で、ユーザー(使い手)とデバイスとのインターフェイス(接点)のことを意味します。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- URL
- URLとは、「Uniform Resource Locator」の略称です。情報がどこにあるのかを示すインターネット上の住所のようなものだと考えるとわかりやすいでしょう。各ページのURLは、インターネットブラウザの上部に文字列として表示されています。日本語では「統一資源位置指定子」という名称がついていますが、実際には日本でもURLという語が使われています。
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