実は世界共通?絵文字(emoji)の仕組みとマーケティングでの活用方法を解説
携帯電話のメールやSNSへの投稿内容として「絵文字」を利用したことがある方は多いのではないでしょうか。
自分自身は利用したことはなくても、見たことがあると言う方がほとんどでしょう。
実は、絵文字は日本国内だけでなく世界でも「emoji」として認識されているのをご存知でしょうか?2013年8月にはオックスフォード辞書に「emoji」として登録されるなど、世界でも表現方法の1つとして定着しています。
今回は、絵文字の仕組みと対応しているサービス、マーケティングでの活用方法を解説します。
代表的な文字コードであるUnicodeにも採用されたことで、絵文字は企業にとっても使いやすい表現方法となっています。よりビジュアルとして訴えたいメールやSNSの投稿として利用してみるのもいいでしょう。
参考:
『絵文字(emoji)』がオックスフォード辞典に登録される |HUFFPOST
絵文字(emoji)とは
「絵文字(emoji)」とは、特定の物や事象をイラストで表現したものです。日本国内の携帯電話各社では、各社独自の絵文字を開発し、メールなどで利用できるようにしてきました。
絵文字の仕組み
では、どうして画像データのやりとりを行っているわけではないのに、メールやメッセージとしてイラストを送信できるのでしょうか。
上記のように、絵文字はイラストの画像データのまま送信されるわけではありません。
文字コードと呼ばれる英数字に変換された上で送信されます。
相手の端末には文字コードに対応した絵文字のフォルダがあるので、そこから対応する画像を呼び出して画面上に表示するのです。
そのため、送信者と受信者それぞれの端末に保存されている絵文字のフォルダの内容が異なる場合、絵文字が表示されないトラブルが発生します。
例えば[=]や[火山][アイスクリーム]といった文字を見たことはありませんか?
これは送信元の端末に含まれている絵文字に対応する絵文字が、自分の端末にはない場合に発生する現象です。
このような現象を防ぐため、2014年に携帯電話各社は国際的な文字コードである「Unicode」に合わせて統一した規格を定めました。これに合わせて、Unicodeに対応している各種SNSサービスやOSメーカーでも絵文字を利用できるようになっています。
参考:
絵文字で誤解を生まないための仕組み|J-STAGE
世界に広がる"emoji" - マーケティング活用事例も | マイナビニュース
UTS #51: Unicode Emoji
絵文字対応しているサービス
Unicodeに合わせた統一規格として定められたことで、各種Webサービスで絵文字が利用できるようになりました。
では、具体的にはどういったサービスが対応しているのでしょうか。代表的なものから4つ紹介します。
1.Google(Gmail、AndroidOSなど)
Googleでは、独自に開発した絵文字をUnicodeに登録しています。
GmailやGoogleハングアウトのようなサービスのほか、Android OSを対応している端末などで利用できます。
参考:
Promoting gender equality through emoji |Google
2.Apple(iPhone、iPadなど)
Appleでは、iPhoneの標準キーボードで絵文字を利用できます。
また、メッセージアプリ上では「笑う」なら笑顔の絵文字を表示するような、予測変換機能を提供しています。
参考:
Use emoji on your iPhone, iPad, and iPod touch |Apple Support
絵文字を利用したマーケティング手法
ここまで紹介してきたように絵文字は今や日本国内だけの独自な表現方法ではなく、全世界共通のものになりつつあります。
絵文字を利用できるサービスも増えてきたことで、マーケティングにおいても活用する幅が広がりました。具体的に2つの手法を紹介しましょう。
1.絵文字を含んだメールマガジン・投稿の活用
メールマガジンやSNSへの投稿に絵文字を利用することで、ユーザーの目をひくことができるでしょう。
実際、アプリ向けのマーケティングオートメーションを提供しているAppboyが自社サービスのユーザーを対象に行った調査によると、2015年に絵文字を利用したキャンペーンの数は2014年と比較して777%と大きく増加する結果となりました。
特に小売やゲーム業界といったBtoCビジネスでは、カジュアルな雰囲気を演出するのに活用できるかもしれません。
参考:
[Emojis Are Now Used in 777% More Campaigns Than Last Year Infographic
2.インスタグラムの絵文字ハッシュタグを利用する
インスタグラムでは、絵文字をハッシュタグとして利用できます。
例えば、日清チキンラーメンではラーメンの絵文字を利用したハッシュタグを投稿に含んでいます。
絵文字ハッシュタグで検索した人に投稿を見つけてもらいやすくなるだけでなく、投稿自体にも彩を加えられるでしょう。
参考:
絵文字マーケティング、米企業間でバブル崩壊が間近 | DIGIDAY[日本版]
まとめ
「絵文字(emoji)」とは、特定の物や事象をイラストで表現したものです。画像ファイルとは異なり、文字コードに変換されていることでメールやSNSの投稿として表現できるのが特徴でしょう。
Appleといったメーカー以外にも、Gmailを提供するGoogleやインスタグラムでも絵文字に対応しています。特にインスタグラムではハッシュタグにも絵文字を使うことができるので、ユーザーの目を引くことができるでしょう。
一方で、絵文字はユーザーのキャリアによって表示される内容が異なってしまうという難点があります。今後どのように変容していくかを見ながら、自社のマーケティングに利用してみるのもいいでしょう。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- OS
- OSとはOperation Systemの略称です。パソコンやスマートフォンで操作した内容をアプリケーションに伝える役目を担っています。パソコン用ではwindowsやMac OS、スマートフォンではiOSやAndroidが有名です。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- Android
- Android OSとはスマートフォン用に開発された基本ソフト(OS)の一種です。米国Google社が中心となり開発されました。
- OS
- OSとはOperation Systemの略称です。パソコンやスマートフォンで操作した内容をアプリケーションに伝える役目を担っています。パソコン用ではwindowsやMac OS、スマートフォンではiOSやAndroidが有名です。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- キャンペーン
- キャンペーンとは、インターネット上のサイトにおいて、ファン数を増やし、購買行動を促すためにおこなう懸賞キャンペーンなどのマーケティング活動のことです。キャンペーンにはファン数を増やすだけでなく、ファン獲得以上のリアル店舗の来店者数を増やす、資料請求者を増やす、実際の購買を増やすなどの目的があります。
- BtoC
- BtoCとは、Business to Consumerの略で、企業と消費者間の取引のことを言います。
- タグ
- タグとは、原義では「モノを分類するために付ける小さな札」のことです。英語の「tag」を意味するものであり、荷札、付箋といった意味を持っています。特にインターネットに関する用語としてのタグは、本文以外の情報を付与するときに用いられます。
- シェア
- シェアとは、インターネット上で自分が見つけて気に入ったホームページやブログ、あるいは、Facebookなど自分自身が会員登録しているSNSで自分以外の友達が投稿した写真、動画、リンクなどのコンテンツを自分の友達にも共有して広めたいという目的をもって、SNSで自分自身の投稿としてコンテンツを引用し、拡散していくことをいいます。
- タグ
- タグとは、原義では「モノを分類するために付ける小さな札」のことです。英語の「tag」を意味するものであり、荷札、付箋といった意味を持っています。特にインターネットに関する用語としてのタグは、本文以外の情報を付与するときに用いられます。
- タグ
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- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
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