
【ERP・BPR・MRPどう違う?】情報を一元化する「ERP」の概要と類似語の意味を解説
ERPができた背景
ERPの概念が生まれたのは、先ほどご紹介したMRPとBPRが関係しています。
MRPは、在庫管理や部品発注など製造に関する計画を立てるときの手法です。MRPによって生産管理は効率化されましたが、生産に関わるのは部品だけではありません。生産管理する人材や、業務プロセスも関係してきます。そこで業務内容だけではなく業務プロセスを改善するBRPが重要視されました。そこでBPRを可能にしたのが、会社の資源(ヒト・モノ・カネ)を活用する考え方、ERPです。
似たような用語があるときは関連性がないか意味のちがいや言葉の背景をチェックしてみると、意味のつながりが発見できるかもしれません。
参考:
ERPを歴史的背景から見てみる - ZDNet Japan
“MRP”から“ERP”への変遷とそれぞれの特徴
ERPシステムを使うメリット
ERPの考え方を元にしたシステムを利用することで会社全体の情報をまとめて管理できるので、業務効率が向上するメリットがあります。
また、システム内にデータを入力して管理するため、属人化が低くなり必要な情報が見つけやすくなるでしょう。
参考:
ERP導入5つのメリット - 最適な統合業務管理を実現 | ERP講座 | クラウド・SaaS型ERPパッケージ ZAC
まとめ
ERPを導入することで、個人レベルだけではなく会社全体での業務効率化が期待できるでしょう。
ですが、ERPを導入することが目的ではありません。ERPを使ってどのような業務上の問題を解決したいのか、導入後にどのような状態になっていることが理想なのかが重要です。ツールによっても使用できる機能は異なります。ERPツールを導入する前に、導入する目的を明確にしておけば、どのツールを使用すればいいのか自然と見えてくるでしょう。
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