【スーパーファミコン、週刊少年ジャンプetc】復刻版を出すメリットと事例まとめ
2016年11月に、任天堂から家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」の復刻版が発売されました。発売から3ヶ月で150万台を売り上げ、大きな話題になりました。
復刻版を販売すると、その懐かしさや新しさから商品の認知が広がり、新たな顧客を獲得できるかもしれません。
今回は復刻版を出すメリットと事例をご紹介します。これまでどのような復刻版が発売されてきたのかチェックしておくと、今後の参考になるでしょう。
復刻版とは
復刻とは本来、書籍の原本はそのままに新たに版を作成することをさします。復刻版とは、一度廃番になり販売中止になったものを、再び販売することをさします。
これまでに「〇〇が復刻版として再登場!」というキャッチコピーを店頭で見かけたことはありませんか?
以前自分が好んで買っていて販売中止になってしまった商品が復刻版として販売されたとき、懐かしくなって復刻版商品を購入した経験のある方もいらっしゃるでしょう。
復刻版として販売されることで、これまでの顧客との関係強化につながります。
どんな復刻版が販売されたのか、実際の事例をご紹介します。
復刻版の事例
スーパーファミコン
任天堂株式会社は、2017年10月5日(木)に家庭用ゲーム機「ニンテンドークラシックミニ スーパーファミコン」の販売を発表しました。
1990年に販売された「スーパーファミコン」本体よりもサイズが小さく手のひらサイズになりました。コントローラーのサイズやボタンの配置は「スーパーファミコン」と同じ設計です。
任天堂は2016年11月にも、1983年に発売された「ファミリーコンピュータ」の復刻版、「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」を販売しました。
発売以前にはすでに話題になっており、発売後も人気のために品薄が相次ぎました。
復刻版を販売するのは1回とは限りません。1度販売して消費者の反応をみて、好感触が得られれば、復刻版の販売回数を重ねられるかもしれません。
参考:
ミニ スーパーファミコン国内発表。手のひらサイズの本体には、人気ソフト21本をすでに内蔵
ニュースリリース : 2017年6月27日
たまごっち
1996年に発売されて大ブームになった「たまごっち」が発売20周年を記念して、初代たまごっちのデザインはそのままに手におさまるミニサイズになって2017年4月に発売されました。初代と同じデザインやキャラクターが使用されており、メディアやYouTuberにもとりあげられました。
たまごっちは発売当初の第1次ブーム、赤外線機能が使える「たまごっちプラス」が2004年に発売された第2次ブーム、自分だけのキャラクターをカスタマイズできる「Tamagotchi iDL」が発売された第3次ブームを生み出しました。
20年前から発売されているたまごっちは幅広い世代が知っている商品です。復刻版を発売したことで、初代ユーザーから最近のユーザーまで広範囲の消費者を楽しませることに成功している事例と言えるでしょう。
参考:
かえってきた!ちびたまごっち!
週刊少年ジャンプ
集英社は、7月15日から3ヶ月連続で「復刻版 週刊少年ジャンプ」を発売すると発表しました。復刻版は週刊少年ジャンプの創刊50年を記念して発売されます。
創刊された中から記憶に残ったものを2冊セットで販売され、当時の内容がそのまま掲載されます。
ジャンプ愛読者の方にとってはチェックしておきたい復刻版でしょう。
参考:
「復刻版 週刊少年ジャンプ」発売 創刊号と653万部記録号
ポテトチップス
カルビーのポテトチップス、かっぱえびせん、湖池屋のカラムーチョの初代パッケージが、復刻版として2012年に販売されました。発売当初のパッケージが数十年ぶりに復活し、懐かしく思った方もいらっしゃったのではないでしょうか。
お菓子やスナックも、幅広い世代に長く馴染みがある商品です。自社商品を購入する顧客層を把握しておくと復刻版を販売するときのヒントになるかもしれません。
参考:
懐かしの初代パッケージを復刻!ポテトチップス、かっぱえびせん、カラムーチョの復刻版がローソン限定発売
カップヌードル
日清食品はカップヌードル40周年を記念して、過去に発売されたカップヌードルからもう一度食べたいものに投票する「歴代カップヌードル復活総選挙」を開催しました。
投票の結果、「カップヌードル 天そば」が復刻版として数量限定で販売されました。
復刻版商品を検討するときは日清食品のように投票する、あるいはアンケートをとる方法もあります。消費者がなにを復活してほしいと思っているのか調査してみるのもいいでしょう。
参考:
日清食品が「幻のカップヌードル」復刻-歴代復活総選挙第1位
- キャッチコピー
- キャッチコピーとは、商品などの宣伝の際に使用される文章のことです。 宣伝をする対象のイメージや特徴を簡潔にまとめつつ、見た人の印象に残る必要があります。一言で完結するものから数行になる文章など、実際の長さはバラつきがあります。 キャッチコピーの制作を職業とする人のことを、「コピーライター」と言います。
おすすめ記事
おすすめエントリー
同じカテゴリから記事を探す
カテゴリから記事をさがす
●Webマーケティング手法
- SEO(検索エンジン最適化)
- Web広告・広告効果測定
- SNSマーケティング
- 動画マーケティング
- メールマーケティング
- コンテンツマーケティング
- BtoBマーケティング
- リサーチ・市場調査
- 広報・PR
- アフィリエイト広告・ASP
●ステップ
●ツール・素材
- CMS・サイト制作
- フォーム作成
- LP制作・LPO
- ABテスト・EFO・CRO
- Web接客・チャットボット
- 動画・映像制作
- アクセス解析
- マーケティングオートメーション(MA)
- メールマーケティング
- データ分析・BI
- CRM(顧客管理)
- SFA(商談管理)
- Web会議
- 営業支援
- EC・通販・ネットショップ
- 口コミ分析・ソーシャルリスニング
- フォント
- 素材サイト
●目的・施策
- Google広告
- Facebook広告
- Twitter広告
- Instagram広告
- LINE運用
- LINE広告
- YouTube運用
- YouTube広告
- TikTok広告
- テレビCM
- サイト制作・サイトリニューアル
- LP制作・LPO
- UI
- UX
- オウンドメディア運営
- 記事制作・ライティング
- コピーライティング
- ホワイトペーパー制作
- デザイン
- セミナー・展示会
- 動画・映像制作
- データ分析・BI
- EC・通販・ネットショップ
- 口コミ分析・ソーシャルリスニング