ITエンジニアを採用しようと考えた時、どのような採用サービスを使いますか?

ビジネス人材を採用する時とは違い、専門的な技術を必要とするエンジニアを採用する際には、採用サービスを選ぶのも少し苦労がいるでしょう。

今回は、ITエンジニアを採用する際に使える採用サイトをご紹介します。

「IT系採用サービス」と「ITエンジニア特化型採用サービス」の2ジャンルに分けてご紹介します。それぞれに特徴があるので、自社のステータスに合わせて使い分けてみましょう。

採用サービスを使う時の注意

そもそも採用サービスを使う時には、そのサービスに登録している方が自社にとって相性がいい属性であるか、また、そのような相性のいい属性の方が多く登録しているかを把握する必要があります。

簡単に式にするとこのようになります。

「母集団」×「マッチング率」

母集団(サービスへの登録数)が多く、またサービスに登録している方の相性がいいサービスをうまく活用すれば、自社の理想に近い方を多く、効率的に採用することができるでしょう。

一方で、相性がいい方が多くても母集団が少ない。もしくは登録数が多くても相性がいい人が少ないというサービスでは、使っていても効果は悪く、採用の課題は解決できないままになってしまいます。

今回ご紹介する「IT系採用サービス」と「ITエンジニア特化型採用サービス」は、前者は母集団自体が大きく、後者は相性が高くなりやすい傾向にあります。

また、リクナビやマイナビのような総合求人サービスでも広告費が多いものは必然的に母集団が大きくなりやすく、またその中にITエンジニアの方が登録している割合も一定数はあるので、堅実な選択肢といえます。

IT系採用サービス5選

IT系採用サービスは、ビジネス系人材とエンジニア人材が混在するサービスです。ここでは、IT系採用サービスの中でも、エンジニアが多く、採用活動に活用しやすいサービスを紹介します。

1.Green

IT_Web業界の求人・採用情報に強い転職サイトGreen_グリーン_.png
https://www.green-japan.com/

Greenは、IT人材に特化した転職サイトです。企業が求人を掲載して、求職者が応募をしてくる一般的な掲載媒体型でビジネス系の人材が多く登録しています。

ITエンジニアの割合も、IT系総合の中では多いため、一定の効果は見込めるでしょう。

2.Switch

Facebookを使った新感覚スカウト型転職サイトSwitch..png
http://switch.bz/lp/landing/

「Switch」は、Facebookアプリベースの転職サービスです。マッチングアプリ「Omiai」を運営するネットマーケティング社が運営しています。

「Switch」は企業側から求職者に直接メッセージを送るスカウト型システムを採用しています。

ビジネス人材の割合が多いですが、ITエンジニアの採用にも役立つでしょう。

3.Wantedly

Wantedly.png
https://www.wantedly.com

「Wantedly」も、ITエンジニアが多数登録しています。

企業の広報力次第では、費用に対して大きな成果を残すことができるのが特徴のWantedlyは、数人程度の採用ならエンジニア採用に活用できます。

4.キャリアトレック

キャリ取れ.png
https://www.careertrek.com/

「キャリトレック」は、ビズリーチが運営する20代のための転職サイト。ビジネス人材が中心ですが、Green同様、エンジニアの割合も高い傾向にあります。

5.リクナビNEXT

リクナビ.png
http://next.rikunabi.com/

「リクナビNEXT」はIT系人材向けサービスというよりは総合人材サービスですが、転職を検討するエンジニアの方も一定の割合で登録をしています。

最近はエンジニアの採用需要が高いこともあり、リクルートも力を入れている様子です。