「Spotlight検索」を使いこなすテクニック7選

Spotlight検索の醍醐味は、何と言ってもホーム画面に戻ったりアプリを立ち上げることなく、様々なものが検索できたりすることです。それでは早速「Spotlight検索」を使いこなすテクニック7連発を見ていくことにしましょう。
  

1. アプリランチャーとして使う

iPhoneやiPadでたくさんのアプリを入れている時によく起こるのが、「このアプリ、どこに入れてた?」と思い出しながら、アプリを探してしまうことです。数ページに渡ってアプリが乱雑に置かれていたり、複数のフォルダわけをしている方の場合は、利用したいアプリを探すだけでも20〜30秒くらいかかってしまうのではないでしょうか。

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そこでSpotlight検索が大活躍します。立ち上げたいアプリの頭文字を2〜3文字入れるだけで、Siriが検索候補を表示してくれるのです。例えば、「NewsPicks」を立ち上げたい時には、「New」と入れれば検索候補を表示してくれます。

同じく、Macでも、LaunchPadを立ち上げてからアプリを探すのは時間がかかってしまうので、Spotlight検索で探しましょう。「Illustrator」を立ち上げたい時には、「Il」と入力するだけ、という具合です。また、「AirDrop」や「このMacについて」といった項目も素早く立ち上げることができます。
  

2. 電卓の代わりに使う

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何かを計算したい時に「電卓」アプリを立ち上げるのもいいですが、Spotlight検索窓に数式を入れることでも計算を行うことができます。

むしろSpotlight検索窓での計算のほうが優れている点は、括弧も含めた演算子を使って自由に計算ができます。

ちなみに各種関数や定数pi(円周率)も利用することができます。「cos(x)」で余弦(xはラジアン)、「atand(x)」で逆正接(xはラジアン)、「log(x)」で底が10の対数、「x!」でxの階乗、「sqrt(x)」でxの平方根、「pow(x,y)」でxを底としyを指数とするべき乗、といった具合に、基本的な計算関数を備えているのです。
  

3. 為替レートを調べる

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海外に行く時に便利なのが、Spotlight検索で為替レートを調べる方法です。為替レートは、Google検索でも利用できますが、Spotlight検索を使ったほうが格段に早くなります。

使い方は簡単で、Spotlight検索窓に「1ドル」「10CAD」(カナダドル)「57ユーロ」のように、数字と通過単位をセットで入力するだけです。
  

4. 辞書がわりに使う

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意味のわからない英単語や日本語も、Spotlight検索を使えばGoogle検索よりも早く意味を確認することができます。

使い方はいたってシンプルです。Spotlight検索窓に調べたい単語を入力すれば、「辞書」の項目に調べたい単語の意味が載っています。
  

5. メモやEvernoteの文書を探す

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メモアプリやEvernoteなどで入力した文章の中身も探すことができます。対応しているアプリは限られていますが、逆に検索対象にしたくないものがあれば「設定」画面の「Spotlight」設定でオフに切り替えができます。
  

6. 周辺検索機能を使う(iOSのみ)

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「コンビニ」「ファーストフード」「中華料理」など、探したい施設のキーワードを入力すれば、周辺施設の検索を行うことができます。
タップすると詳細が表示され、経路を確認することもできます。
  

7. 音声検索を駆使する

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キーボードを使って入力をする時間すら節約したいのであれば、音声検索を駆使するような方法もあります。

iOSでは、Spotlight検索窓の横にマイクボタンがあるのでそのボタンを押すか、キーボードのマイクボタンを押すことでマイクに切り替えることができるので、検索したいキーワードを話しかけるだけです。

Mac OSの場合、「Fn」キーを2回(Fn+Fn)押すと、音声入力モードになるので、Spotlight検索を立ち上げた後に音声検索を使ってみましょう。