Twitterでの集客方法はいくつかありますが、ハッシュタグは重要な要素のひとつです。どのハッシュタグを選ぶかによって、ツイートがどれだけ人の目に触れるかに差が出ます。

見た目のツイートの多さや盛り上がりだけではなく、ハッシュタグの定量的な拡散状況を調べるには、RiteTagが役立ちます。

目次

  1. RiteTagとは
  2. 登録方法
  3. RiteTagの使い方
    1. ハッシュタグの調査
      1. タグの種類
      2. Compare
      3. トレンドのハッシュタグランキング
    2. アラート機能
    3. Tag Sets
  4. まとめ

RiteTagとは

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https://ritetag.com/

RiteTagは、ハッシュタグ分析ツールです。2011年の東日本大震災の際、世界中の人々がTwitterで情報を共有し合いましたが、複数のハッシュタグが使用されて情報が分散しました。そのことに課題感を持った創業者が、適切なハッシュタグ選びの助けになるようにと考えたのが製作のきっかけです。

RiteTagは、ソーシャルメディアの運用を最適化するツール群、RiteKitに含まれるツールのひとつです。今回ご紹介するWebベースのサービス以外に、ChromeとFirefoxの拡張機能やアプリ版もあり、無料で活用できます。

それ以外にも投稿文章の中からハッシュタグに変換できる文字を自動変換してくれる「RiteForge」などもありますが、こちらは有料サービスとなります。

登録方法

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https://ritetag.com/

画面右上の「Sign in」をクリックします。

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Twitterアカウントのユーザー名、パスワードを入力し、RiteTagと連携します。

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待機画面が表示されたらしばらく待つと、自動的にログインします。

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ログインが完了します。

RiteTagの使い方

ハッシュタグの調査

タグの種類

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調査したいハッシュタグテキストエリアに入力します。

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タグは複数登録でき、Twitterのハッシュタグと同様に冒頭に「#(シャープ)」を付け、半角スペースで区切ります。全角スペースでは区切りと認識されないので注意してください。

半角スペースを入力すると、画面下部にタグの種類が表示されます。それぞれのタグの意味は以下の通りです。

緑(稲妻マーク):比較的短時間で投稿が閲覧される可能性のあるタグ
青(砂時計マーク):緑よりは、露出に時間がかかるタグ
赤(!マーク):投稿数が多く、投稿が埋もれてしまう可能性のあるタグ
灰色(禁止マーク):投稿数がほとんどいないタグ

短時間で投稿が閲覧・拡散されるには、緑のタグが最適で、次が青のタグです。赤と灰色は避けた方がよいでしょう。

Compare

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画面下部の「Compare」をクリックします。

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ハッシュタグの拡散状況一覧です。

1:該当のハッシュタグが含まれる1時間以内のツイート数
2:該当のハッシュタグが含まれる1時間以内のリツイート数
3:該当のハッシュタグが含まれるツイートの閲覧数
4:該当のハッシュタグが含まれるツイート数のうち、画像が含まれている割合
5:該当のハッシュタグが含まれるツイート数のうち、リンクが含まれている割合
6:該当のハッシュタグが含まれるツイート数のうち、アカウント名が含まれている割合

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「Connections」ボタンをクリックします。

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該当のキーワードに関連が深く、人気のハッシュタグが表示されます。

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「View Stats」ボタンをクリックします。

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該当のタグの1時間以内の拡散状況や、過去30日間・日別・時間別・国別グラフ、人気のアカウントなどの細かい統計を確認できます。

トレンドのハッシュタグランキング

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日本語の絞り込みはできませんが、閲覧・拡散の数が多いハッシュタグの一覧を確認できます。Tag Setsの下のsearchをクリックします。

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上部のボタンで、緑のタグのみか、全てのタグを含むか、表示を切り替えられます。

アラート機能

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Tracked Topicsでは、特定のキーワードと関連の深いハッシュタグの確認とアラート設定ができます。検索窓にキーワードを入力し「Create Alert」ボタンをクリックします。

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キーワードが登録できた旨のメッセージが上部に表示され、右側のTopicの欄にキーワードが追加されます。追加されたキーワードをクリックします。

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キーワードに関連の深いハッシュタグの候補が表示されます。短時間で投稿が閲覧・拡散されるように、緑のタグを積極的に活用しましょう。

キーワードに関連する新しいハッシュタグが登場した場合、メールでアラートが届きます。

Tag Sets

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Tag Setsでは、複数のハッシュタグをグループとして登録し、比較しやすくします。Compareやアラート作成の画面で、ハッシュタグのすぐ左のブックマークボタンをクリックします。

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画面下部に選択したハッシュタグが表示されます。「Save」ボタンをクリックします。

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Tag Setsに任意の名前を付け、「Save Changes」ボタンをクリックします。

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ダッシュボードのTag Sets欄に、新規作成したTag Setsが登録されます。View allをクリックします。

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「Compare」をクリックすれば、Tag Setsに登録された全てのハッシュタグの拡散状況をまとめて確認できます。

まとめ

Twitterでのツイートを効果的に拡散するためには、アカウント始めたばかりの頃はもちろんのこと、フォロワーを獲得した後も、ハッシュタグの選び方が重要です。

つい主観的に選びがちなハッシュタグですが、RiteTagを活用して、具体的な数字でツイート数や閲覧数などの拡散効果を把握しながら、自分のツイートにはどれが最適か見極めましょう。