Webデザイナーにとって最新のトレンドやノウハウを得られる機会は見逃せません。
特にフリーランスのような組織に属さないデザイナーにとって、業界団体の交流会やセミナーは貴重な情報収集の場となるでしょう。

今回は、Webデザイナーなら知っておきたい業界団体をまとめて紹介します。
それぞれの団体では基本的に会員名簿を公開しています。所属している会員や、掲載されている情報を参考にして、自分の興味関心に合った組織を見つけましょう。

Webデザインに関連した業界団体

1.一般社団法人日本Web協会(JWA)

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https://www.jwa-org.jp/

日本Web協会は、2012年7月に日本Webデザイナーズ協会(JWDA)とモバイルマーケティングソリューション協議会(MMSA)が統合してできた組織です。
ディレクション・アナリスト・デザインの各委員会が存在し、合同プロジェクトの立ち上げなど独自の活動を行っています。

会員入会特典として、全会員向けのメールマガジンへの広告枠の無償提供やイベントへの優先案内が得られます。ワークショップや勉強会も定期的に開催されており、Web制作や運営に関するノウハウを得ることができます。

2.公益社団法人 日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)

公益社団法人_日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA).png
http://www.jagda.or.jp/

日本グラフィックデザイナー協会は1978年に発足した団体で、グラフィックデザインに関連した事業を展開している企業及び個人が会員として登録されています。

会員になることで会報やメールマガジンを読むことができるだけでなく、文芸美術国民健康保険や疾病傷害休業補償制度(所得補償保険)といった福利厚生も受けられます。
会員のプランによって受けられる特典は異なるので注意してください。

3.一般社団法人 日本インタラクティブ広告協会(JIAA )

一般社団法人_日本インタラクティブ広告協会|JIAA.png
http://www.jiaa.org/index.html

日本インタラクティブ広告協会はインターネット広告に関連した企業・団体が所属している組織で、1999年に発足されました。

広告基準委員会やデータポリシー委員会など広告における課題ごとに委員会が運営されています。また、ネイティブ広告部会やビデオ広告部会のような広告の種類ごとにも部会が設置されています。

会員向けのイベントやセミナーも開催されており、広告関連のクリエイティブを担当しているデザイナーにとっては知っておきたい組織でしょう。

4.公益社団法人 日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会

公益社団法人_日本アドバタイザーズ協会_Web広告研究会.png
https://www.wab.ne.jp/wab_sites/

日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会はインターネット広告に関連した情報の共有を目的とした組織であり、1999年に発足されました。

ネット・プロモーション委員会やソーシャルメディア委員会などの委員会では、それぞれの分野にまつわるワークショップやセミナーを開催しています。

レポートやニュースリリースでは積極的に情報発信を行っています。活動に興味のある方は参考にしてみるといいでしょう。

5.一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム (MCF)

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https://www.mcf.or.jp/

モバイル・コンテンツ・フォーラムは、スマートフォンやタブレットのようなモバイルにおけるコンテンツに特化した業界団体です。

会員限定のセミナーやイベントを開催しており、消費者庁や金融庁など行政に対する意見書の提出も行っています。会員へは企業単位での登録しか行えないので注意してください。

6.キッズデザイン協議会

1億2700万人のキッズデザイン! キッズデザイン協議会.png
http://www.kidsdesign.jp/

キッズデザイン協議会は子供のためのデザインに特化した業界団体です。

講義やセミナーの開催のほか、キッズデザイン賞の運営も行っています。
印刷会社や建築、文房具メーカーなど多岐にわたる業界が属しているのも特徴でしょう。

企業と個人どちらでも所属することができ、入会すると調査研究プロジェクト・委託事業へ参加できます。

7.国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)

国際ユニヴァーサルデザイン協議会【IAUD】.png
https://www.iaud.net/

国際ユニヴァーサルデザイン協議会はユニバーサルデザインの普及・促進を目指すことを目的に2003年に設立された団体です。

住空間やメディアなど消費者の生活に根ざした研究会が設置されており、各分野に関連した研究・発表を行っています。
また、検定事業や表彰事業も展開しており、ユニバーサルデザインに興味のある方はチェックしておきたい団体です。

8.特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構(HCD-Net )

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http://www.hcdnet.org/

人間中心設計推進機構は、人間中心のモノづくりの実現を目指す業界団体です。
インダストリアルデザイナーだけでなく、システムエンジニアやユーザビリティエンジニア、デザイナーなどが所属しています。

論文誌『人間中心設計』を発行しており、セミナーや研究会も定期的に開催しています。
会員向けにはユーザビリティUX関連のセミナーが開催されており、企業のほか個人や学生でも登録できます。

9.一般社団法人日本デザイン保護協会

一般社団法人日本デザイン保護協会.png
http://www.jdpa.or.jp/

日本デザイン保護協会は意匠権の保護を推進することを目的とした業界団体であり、1965年に設立されました。

新商品の開発や商品化にあたって、他社に類似のデザインがないか調査を行う意匠権調査出願事前調査サービスを提供しています。
会員は、特許庁担当分野別審査官等との意見交換会へ参加できるほか、意匠権調査サービスを割引料金で利用できます。

参考:
Webやマーケな人が情報交換できる業界団体やコミュニティ20選 | | Web担当者Forum
関連団体リンク|METI/経済産業省

まとめ

Webデザインに関わる業界団体には大きく分けて以下のような組織に分かれます。

・Webを軸とした組織:日本Web協会など
・広告を軸とした組織:JIAA、日本アドバタイザーズ協会Web広告研究会など
・デザイン全般に関わる組織:JAGDAなど
・専門的な分野に特化した組織:IAUD、キッズデザイン協議会 など

開催しているセミナーや交流会で取り扱うテーマは、それぞれの団体が中心として取り扱っている分野によります。興味関心や、業務の中心となっているクリエイティブに合わせて自分に合った組織を見つけましょう。