ノンバーバル・コミュニケーション（非言語コミュニケーション）

姿勢

真剣に聞いていることを示しながら、堅苦しくならないよう気をつけます。利き手側が意識してくつろぐようにすると、相手も落ち着いて話せるようになります。

ただ、興味をもって集中していることを感じてもらうため、他のものを触ったり貧乏ゆすりをしたりしないよう気をつけます。

表情

基本的には笑顔で、相手に合わせて表情を変えつつ話を聞きます。内容から相手の感情を汲み取り、表情を変えることで、相手に同調していることを伝えます。

視線

相手の目を見ることで真剣に話を聞いている態度を示すことができます。ただ、中には威圧感を感じてしまう人もいます。

その場合は鎖骨あたりなど、目に近い位置に視線を落ち着けるようにしましょう。相手の性格や表情で判断してみてください。

声のトーン

声の高低や抑揚によっても、伝わる印象は大きく変わります。相手の声のトーンと合わせるように意識しましょう。相手が感情的に話しているときに同調すると、勢いがついてより話が深まりやすくなります。

まとめ

対話を通して相手に心を開いてもらうには、態度や表情、言葉など感情を表現するもの全てを使って、相手の話を積極的に聴き、受容したいという気持ちを表すことが大切です。相手が話している途中で意見を挟まず、最後まで傾聴してから深掘りしていきましょう。

同じ仕事をするチームでのコミュニケーションが円滑になると、業務の質も上がり、生産性の向上にも繋がります。

社内に思い当たる方がいれば、「分かり合えない」という先入観は捨てて、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。