2013年頃から徐々に生活の中に浸透し始めているスマートウォッチ、皆さんはチェックされているでしょうか。
今後普及するだろうと予測されるウェアラブルデバイスの中でも、スマートグラスとスマートウォッチは特に注目されている分野です。

昨年9月にAppleから初のスマートウォッチ「Apple Watch」が発表されています。
日本でも4月10日より予約開始、4月24日から発売予定となっており、にわかにスマートウォッチへの注目が高まっています。

参考:
伊勢丹新宿店、4月10日に向けてApple Watch売り場の工事開始! - iPhone Mania

ただ、今までに無かった新しいデバイスであるスマートウォッチはどういう機能を持っていてどういう使い方をすればいいのか、しっかり把握できている方はまだ少ないのではないでしょうか。

今回は、スマートウォッチの概要と現状について理解できる記事をご紹介します。スマートウォッチに無頓着だった方もこれを機会に理解を深めてみましょう。

1.スマートウォッチは、スマートフォンの延長線上にあるデバイス

スマートウォッチは、スマートフォンの延長線上にあるデバイス
スマートウォッチって必要? 便利なの?① | フリック!ニュース /Flick!News

現状のスマートウォッチは、スマートフォンをさらに便利に使うためのデバイスです。
各メーカーのスマートウォッチによって機能の差はありますが、基本的には自身が持つスマートフォンと同期させ、メールや電話の着信をスマートウォッチ側で受け取ることでスマートフォンを取り出さずに対応できる、という使い方が一般的なようです。
スマートフォン所持が前提となるため、スマートフォンが普及した今だからこそ需要が高まっているのでしょう。

2.現状は機能面での不足が多く低迷中?

現状は機能面での不足が多く低迷中?
グーグルのスマートウオッチが低迷、アプリ不足も一因 - WSJ

Appleに先駆け、多数のメーカーからリリースされたGoogleAndroid搭載のスマートウォッチは、現状は苦戦を強いられているようです。
電池寿命の短さとアプリ不足という2点が大きな要因と考えられており、Googleはそれら機能改善に取り組んでいるようです。また、スマートフォンの補助的な立場から独立して利用できるような機能(スマートウォッチ上での音楽のストリーミング再生など)も追加されており、スマートウォッチの価値は少しずつ高まってきているようです。

3.ヘルスケアの領域にはまだ深く踏み込めない?

ヘルスケアの領域にはまだ深く踏み込めない?
間もなく発売:Apple Watch、スマートウオッチの主流になれるかどうかは不透明 - EE Times Japan

ウェアラブル端末は、身体に直接身に付けるという特性から、ヘルスケア(健康管理)に適しています。しかし、現状はまだ十分なヘルスケアサービスを提供できるまでには至っていないようです。
特にApple Watchはヘルスケアサービスの領域において先駆的な存在となるために機能を模索しながら搭載しようとしていましたが、現状は医師の診断データのような専門的な情報は扱えないようなので、エクササイズで使うような簡易な健康管理サービスに留まっているようです。