「いいね」を多く獲得した投稿の傾向

1.説明文は簡潔に

5つの企業アカウントので多くの「いいね」を獲得した投稿は、70文字〜140文字程度で簡潔に内容を説明しています。ナショナルジオグラフィックのみ、写真の情景を説明するために400文字程度の文章を投稿しています。また、簡潔にまとめつつもメンションや絵文字を活用することで、情報を増やしています。

2.ファッション関連ではリグラム(リポスト)を活用

ファッション関連のブランドでは自社の専属モデルによる投稿を再利用する「リグラム(リポスト)」を活用しています。特に、もともと多くのユーザーにフォローされている人物の投稿であれば、自社の投稿として発信した際にも安定した反響を得られるでしょう。
なお、その際にはリグラム(リポスト)である事をハッシュタグなどで示すようにしましょう。

参考:
インスタでも投稿をシェアできる!「リポスト」の仕組みとリポストを利用できる3つのアプリ|ferret [フェレット]

3.ハッシュタグは基本的に投稿内容に合わせる

人気投稿では投稿につけられるハッシュタグ数30を大きく下回る数のハッシュタグしかつけられていませんでした。投稿内容を説明するためのハッシュタグを用いてるほか、企業スローガンやブランド名を用いる例もありました。

特にブランドとして洗練されたイメージを押し出していく場合、ハッシュタグを多くつけると逆に世界観を損なう可能性があります。自社のアカウントや投稿内容に合わせたハッシュタグの使い方を選択するようにしましょう。

まとめ

今回紹介した人気の企業アカウントは、アメリカを中心とした海外ですでにアカウントを展開していて、画像や投稿文にもこだわりがみられました。
中でも、人気投稿には以下のようなポイントが見えてきます。

説明文は簡潔に
ファッション関連ではリグラム(リポスト)を活用
ハッシュタグは基本的に投稿内容に合わせる

特に投稿に添える文章は簡潔にまとめ、かつNIKEやH&Mのようにユーザーに呼びかける内容が目立ちました。ただ一方的に発信するだけでなく、ユーザーに語りかけるような内容が「いいね」を獲得するポイントかもしれません。