リアルタイムマーケティング事例

【1】話題のニュースに便乗したプロモーションの事例

停電中に機転を利かせたツイートが一躍話題に

リアルタイムマーケティングで話題になった有名なツイートです。2013年、アメリカで行われた「スーパーボウル」というスポーツイベント中、突然停電が起こり試合が中断されました。その間にオレオが投稿したのが上のツイートです。

「Power out? No problem.(停電?問題ないさ)」という呟きとともに、「オレオなら暗闇の中でもダンク(オレオを牛乳に浸す)できる」という画像を投稿しています。この機転を利かせた投稿は15,000回以上リツイートされました。

有名アニメ映画の名台詞のツイートにユニークな便乗

毎年「金曜ロードショー」で放映されるアニメ映画『天空の城ラピュタ』は、映画内の名台詞に合わせて「バルス」とツイートする恒例イベントがあります。2017年も、多くのユーザーに混じり、企業の公式アカウントもユニークな内容でTwitterへ投稿しました。

日清カップヌードルは看板商品のカップヌードルを使ったツイートを投稿し、98,000回以上リツイートされました。

他にも、多くの企業がユニークな投稿でTwitterを賑わせました。

参考:
#バルス 効果で29万RT!企業の『天空の城ラピュタ』ツイートまとめ|ferret[フェレット]

【2】顧客データに基づくリアルタイムのプロモーションの事例

カード会社のJCBは、カード決済を行った顧客に対してオススメの情報をリアルタイムに配信する「イマレコ!」というサービスを提供しています。顧客がある店でカード決済を行うと、その近隣のJCB加盟店舗のお得な情報や特典が配信される仕組みです。

このシステムには日立製作所も協力しており、ビッグデータを活用してつくられています。店舗があるエリアの購買傾向や会員の購買行動パターンを分析し、加盟店の強みを活かせるような仕組みを整えました。

参考:
"本当に役立つ"情報を"リアルタイム"に配信!カード会員と加盟店のうれしさをつなぐ新サービスを実現したJCBの取り組みとは
|株式会社日立製作所