今回ご紹介するのは、優良顧客の育成に特化したマーケティングオートメーションツール「Probance」です。

【ここがポイント】
ポイント1:顧客へのアプローチを自動最適
ポイント2:オフラインチャネルとも連携可能
ポイント3:経験豊富なコンサルタントによる運用サポート

Probanceとは?

「Probance(プロバンス)」は、フランスの数学者が開発したマーケティングオートメーションです。
提供元の仏プロバンス社は、もともとはデータベースマーケティングコンサルティングを提供していました。
そのなかでデータを活用して顧客との関係を構築し、売り上げに繋げていくツールがないことに気づき、開発されたのが「Probance」でした。

機能はBtoC事業者向けに開発されており、その中でも「一度成約いただいた顧客を優良顧客に導くための機能」に特化しています。

・成約後のメール、LINE配信の最適化など、既存顧客向けの機能が豊富
・メール、LINE、DMなどオンライン、オフラインに関係なくあらゆるチャネルを統合した施策を設計
・戦略設計はコンサルタントがサポートし、細かな作業はすべて自動化

「Probance」を使えば、シナリオ管理、Webトラッキング、機械学習によるパーソナライズ、メール配信、LINE接続など、既存顧客に関する施策をワンストップで実施できます。

Probanceとは

独自のレコメンド機能により、ユーザーデータを詳細に解析して精度の高いOne to Oneマーケティングを実現します。

対応範囲はオンラインだけではありません。DMやコールセンターなどのオフラインチャネルとも連携し、顧客の反応に応じて柔軟にコミュニケーションチャネルを切り替えられます。

その結果、一人一人の顧客と最適なコミュニケーションが取りやすくなり、顧客ロイヤルティの向上につながります。

また、専任のコンサルタントが戦略設計から運用、効果検証までをサポートするので、投資が無駄になることはありません。
作業も自動化されているので、担当者のリソースを大幅に節約できます。

Probance担当者のメッセージ

Probance

株式会社ブレインパッド デジタルソリューション統括部 統括部長 東 一成氏(右)同統括部 営業部 部長 林 隆司氏(左)

「Probance」は、数学とデータを統合したマーケティングを追求しています。

これからは、コンテンツマッチングができるレコメンド機能を拡充していきたいと考えています。
例えば新商品を発売する際に、どのような顧客にアプローチすべきか、どのようなキャンペーンを実施すべきか、などを「データ」に基づいたレコメンド機能として盛り込むようなイメージです。また、オートメーション化は当たり前なので、今後は自動でパーソナライズすることをより高度化していきたいです。

ただし、データだけからキャンペーン施策を立案するわけではなく、マーケティングには「目に見えないノウハウ」が必要だとも考えています。
弊社ではマーケティングオートメーションの導入前から導入後までコンサルタントが伴走し、目に見えないノウハウ部分もご支援することが可能です。

さらには、BtoC事業者にとってのオンラインとオフラインの境界線を無くしていきたいです。ユーザーの行動はWebでも店舗でも大きくは変わりませんから。
どんなチャネルで出会うユーザーであっても、快適なユーザー体験を提供できるようなマーケティングオートメーションの仕組みを提供していきたいです。

編集部より一言コメント

数年前から日本国内でもマーケティングオートメーションツールが普及し始め、今は多くの企業が導入しています。
流通しているマーケティングオートメーションのほとんどは、リードジェネレーション、リードナーチャリングなど、新規顧客を獲得するための機能がメインとなっています。

既存顧客の管理に顧客管理ツール(CRM)を利用している企業も多いと思いますが、CRMは顧客とのコミュニケーション状況を一元管理することが目的です。既存顧客に能動的にアプローチする機能は含まれていないものがほとんどです。

マーケティングをサポートするツールが乱立するなか、既存顧客向けのアプローチを最適化するものは現状ほとんどなく、それを補完できるのが「Probance」です。

一見客をファンに昇華させるメリットは計り知れません。特に会員サービスの場合、本来は休眠ユーザーの割合を減らすことに注力しなければいけないでしょう。
顧客の維持活動、ロイヤルカスタマーの育成に悩まれている企業はぜひ「Probance」の導入を検討してみてはいかがでしょうか。