アプリ市場の規模って誰もわからない?

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アプリマーケティングをする上でぜひ把握しておきたいのが、アプリを取り巻く市場規模です。実は、国内はもちろんのこと、世界のアプリの数や利用動向を全て網羅した統計や資料は現在どこにもありません。

たとえ課金やダウンロード数をストアやアプリのディベロッパー側で把握できたとしても、同時に1ユーザーがどのアプリを所持したり、利用したりしているかなどは把握できないのです。
  

アプリ利用者は現在も上昇トレンドに

とはいえ、市場規模を類推するための手がかりがいくつかあるので、紐解いていきましょう。

まずは、総務省が2017年に実施した総務省通信利用動向調査によると、2016年のスマートフォン個人保有率は56.8%で、2011年に比べて約4倍と急増しています。年齢別にみると、10~40代までは80%以上が保有しており、50代も6割以上が利用しています。スマートフォンは国民に広く浸透しており、現在も伸び続けていることがうかがえます。

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実利用ベースで見ると、アプリ全体のアクティブユーザーを月ごとに合算した合計月間アクティブユーザー(MAU)の成長率は、2016年10月から17年9月までの1年間で3.4%となりました(出典:アプリ分析プラットフォーム「App Ape」)。

16年4月から同年9月の半年間の成長率18.0%に比べて上げ幅が縮まってはいるものの、依然としてスマートフォン利用は上昇トレンドを維持しています。

さらに、1人あたりの所持ベースでアプリ市場を見てみましょう。17年9月の1人当たりの平均所持アプリ数は前年同月比4個増の78.6個でした。そのうち、月に1回以上起動するアプリは同0.8個増の26.7個で、ユーザーが実際に使用するアプリの数はほぼ横ばい傾向であることが明らかになりました(出典:アプリ分析プラットフォーム「App Ape」)。

過去1年間の推移を見ても所持、利用ともに変動が少なく、ユーザーがスマートフォンに入れるアプリ数は頭打ち状態であることがデータから読み取れます。

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所持数が頭打ちということは、アプリ市場の競争が激化しているということ。だからこそ、市場のニーズを捉え、利益を確保するためのアプリマーケティングの重要性も際立つのです。
  

まとめ

以上となります。今回は、アプリマーケティングそのものについての基礎知識について展開してきました。いかがでしたでしょうか。

アプリマーケティングが何かというのはもちろん、市場動向について、スマートフォン利用者に関して様々な情報をおわかりいただけたのではないでしょうか。実際にアプリを導入しようとお考えの方、さらには今後検討するかもしれないという方は、まずは今回の内容は押さえておくべきです。

ぜひアプリに関する情報を通じて、少しでも皆様の業務、さらには企業成長にお役に立てれば幸いです。