離脱率とはホームページを見ている人が、そのホームページから去り、アクセスの記録などを取れなくなる状態の割合のことを言います。ホームページ運営者はどのページでユーザーが離脱(去った)のかをチェックし、改善に役立てることが多いです。

離脱率は閲覧者がホームページから去る割合をホームページごとに算出したデータを離脱率といいます。

国内で普及していますアクセス解析ツールGoogleアナリティクスでは、アクセスの一番最後に見たページを離脱ページとしたとき、離脱率は次のように算出されます。

そのページでの離脱数÷そのページ自体の全体的な閲覧数

例えば、トップページを、アクセスの最後に見た(つまり離脱)数が100だとして、そもそもトップページ自体の閲覧数(ページビュー数)が200だとしますと、Googleアナリティクスというアクセス解析ツールでは、離脱率50%となります。

離脱はトップページが多い?!

一般的な傾向として、ホームページでは離脱はトップページに多く見られます。トップページにはいろいろなリンクがあり、そこを起点にユーザーはいろいろなページにアクセスします。

そして、ある程度ページを見て「もうだいたいいいや」と戻ってくる、そのときには起点となるページが多いようです。それがホームページの場合、つまりトップページであることが多いというわけです。

ですから、離脱ページからサイトの改善を目指すときには、全体的に離脱の多いページを探す、というよりは、離脱してほしくないページで、離脱率が高くないか?と検証し施策を講じるほうが多いと言われています。

用語の使い方

「どのページから離脱したか分かる?」
離脱率の高いページはどれ?」
「ショッピングカートの入力途中で離脱しちゃうのってマズイよね?」