CVRとはConversion Rate(コンバージョンレート)の略で、ウェブサイトに訪れた人のうち、最終成果に至った人の割合のことです。

たとえば、今まで見込み客であったユーザーが購買客に転換するなど、ユーザーがホームページ運営者側にとって歓迎すべき状態に転換する割合を把握し、ビジネスの精度向上に役立てます。

実際には、ホームページに来てくれたユーザーがどれくらい買ってくれたのか、どれくらい問い合わせをしてくれたのかなど、ビジネス的な目標達成率を指すことが多いようです。

たとえば、広告を出稿した場合などに、広告経由のユーザーのコンバージョンレート(CVR)がどれくらいなのかを常に監視し、広告料金に見合った割合なのかを日々検討するなどして利用します。

コンバージョンレート(CVR)の重要性

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コンバージョンレート(CVR)は、ホームページの効率的な運営にかかせない重要なデータです。

たとえば、検索エンジンからのアクセスのほうが、広告経由からのアクセスよりも成果を上げている(コンバージョンレートが高い)場合などは広告出稿を見直して、検索エンジン対策を強化するなどといった運営上の判断のよりどころとなるわけです。

ただしコンバージョンレートは割合ですので、特異なデータが混在してしまうと、その数値は異常に高くなったり低くなったりします。また、そもそも母集団(アクセス数など)が少なかったりすると、コンバージョンレートが異常に高くなることがあります。

ですから、コンバージョンレートの解釈には、それが妥当であるものなのかを判断するための経験も必要になります。

会話例

「昨日のCVR一覧、エクセルに出しておいてもらえるかな」
CVRが高くても、ホームページの訪問が少なすぎると参考にならないよね」