wwwとは、World Wide Webの略称であり、世界中のホームページインターネットを通じて閲覧することができる仕組みのことです。一般的に Web(ウェブ)とも呼ばれています。

wwwとは

wwwとは、URLを入力するとそのURLのホームページの情報をインターネットを通じて表示する仕組みのことを指します。そしてwwwの仕組みの根幹をなすのがハイパーテキストと呼ばれる仕組みです。
ハイパーテキストとは、一言で言うとテキストテキストを紐づける仕組みのことです。このテキストテキストを繋げることをハイパーリンク(※一般的にはリンク)と言います。
簡単に言うと、ホームページに掲載されているリンクをクリックすると、リンク先の情報が表示されますがこれはハイパーテキストという仕組みが使用されています。
以前は文字のみをリンクさせていましたが、今日では画像もリンクの対象となっています。

wwwの開発までの歴史
1980年
ティム・バーナーズ=リーがロバート・カイリューENQUIRE(エンクワイア)を構築しましたが、一般公表までには至りませんでした。

1990年11月12日
ティム・バーナーズ=リーがWorld Wide Webをより具体的に記した「WorldWideWeb: Proposal for a HyperText Project」を発表しました。

1990年11月13日
「WorldWideWeb: Proposal for a HyperText Project」が実装され、最初のウェブページが設置されました。

1991年8月6日
ティム・バーナーズ=リーは、World Wide WWWプロジェクトの骨子をまとめたものをalt.hypertextニュースグループに投稿しました。
この日が、wwwインターネット上でリリースして使えるようになった日となります。

1993年4月30日
CERNがWorld Wide Webを無料で一般公開することを発表しました。

用語の使い方

「遠く離れた外国の映像を、今ここで瞬時に見られるのはwwwのおかげだね。」
「World Wide Web上のウェブページリンクを辿って、目的の情報を手に入れることができた」