マーケターのための使えるITソリューション見本市「マケスト」。
今回その中からご紹介するのは、コミュニケーションの効率化によって本質的な生産性向上を実現する「チャットワーク(ChatWork)」です。

【ここがポイント】
ポイント1:メールや電話ではなくチャットによるコミュニケーション
ポイント2:生産性向上のための思想が宿ったサービス設計
ポイント3:機能制限による情報漏洩リスクも低減

チャットワーク(ChatWork)とは?

チャットワーク(ChatWork)とは

チャットワークはChatWork株式会社が提供するコミュニケーションツールで、167,000社以上(2018年2月末日時点)が導入している国内最大規模のサービスです。

従来企業活動におけるコミュニケーションツールと言えば、メールや電話が主流でした。チャットワークは「チャット」「ビデオ通話」を用いたコミュニケーションツールで、企業の業務効率化、さらには生産性の向上に貢献するサービスです。

チャットワークというサービスが開発されたのは、本質的な生産性向上を果たすことが目的でした。

ChatWork株式会社は、2012年まで株式会社EC studioという社名でホームページ売上アップ支援や業務効率支援事業を行っていました。当時から仕事の質と量の徹底的な効率化を意識していた同社は、営業やコンサルティング、顧客対応に至るまでをほとんどオンラインで完結させていました。(もちろん、必要に応じて訪問や電話対応は行っていました)

業務の効率化を推進する中で外部のオンラインチャットツールを使って、顧客やパートナー企業、社内コミュニケーションを図っていた同社ですが、「送信相手がオフラインだとメッセージが送信できない」「タスク管理機能がない」「メッセージの横断検索ができない」などの悩みがありました。

そこで、自社でのチャットツールの開発が行われ、2011年3月にチャットワークが一般公開されるに至りました。

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チャットワーク2011年一般公開時の画面

2011年の一般公開時からメッセージの宛先の指定を可能にしたり、タスク管理機能、ファイル共有機能を実装したりと、国外産のツールではカバーできていなかった部分を対応していました。

また、2011年9月にはiOSAndroidアプリがリリース。2013年には大規模なリニューアルで100以上の機能がアップデートされました。ChatWork Live(ビデオ通話、画面共有)やテキスト、ファイルなどの検索機能など、コミュニケーションを徹底的に効率化するための機能が充実しました。

そして、2017年には他のWebサービスとのAPI連携が強化されました。チャットワークは今後、「チャットがすべての仕事の起点」となるようなモデルを構築する予定です。コミュニケーションが集まるチャットワーク上での新たな業務効率化の施策が可能になるようです。

チャットワークには以下のような機能があります。

・チャット
・タスク管理
・ファイル共有
・ビデオ通話
・通知機能
・制限機能

チャットワーク(ChatWork)のチャット機能

チャットワークは社内はもちろん、クライアントやパートナー企業などの社外の人ともチャットでコミュニケーションを行うことができます。メールと比較すると気軽なコミュニケーションを行うことができるため、業務時間を効率化することができます。

チャットワーク(ChatWork)のタスク管理・ファイル共有機能

社内外でのコミュニケーションをチャットで行う上で発生したタスクを、チャットワーク上でそのままタスク登録することができます。納期や担当者も設定することができ、チャット別に横断してのタスク管理も行うことができます。

また、チャットワーク上でファイルを添付して相手や組織内で共有することができます。またファイル名での検索も可能です。

チャットワーク(ChatWork)のビデオ通話機能

チャットワークでは、ビデオ通話を行うことができます。チャットでは伝わりづらい内容を話すときや、移動時間を削減するためのオンライン会議を開催するときも利用できます。

チャットが自分に届いた際には、通知をしてくれます。通知方法は様々で、パソコン、スマートフォンアプリはもちろん、ブラウザ通知にも対応しています。また、通知をする対象チャットも指定することができ、無駄な通知を省くことができます。

さらに、チャットワークはセキュリティ面も安心です。社外のユーザーとのやりとりを制限したり、利用者がチャットワークを使うデバイスを制限したり、SNSとの連携を制限するなどして情報漏洩を防ぐことが可能です。

チャットワーク(ChatWork)担当者からのメッセージ

ソリューション&マーケティング本部 マーケティング部 大河内 唱平氏と同部署 コミュニティマネージャー 藤井 香苗氏

(写真左)ソリューション&マーケティング本部 マーケティング部 大河内 唱平氏 (同右)同部署 コミュニティマネージャー 藤井 香苗氏

弊社のミッションは「世界の働き方を変える」ことです。

ユーザーには、とにかくストレスフリーに使ってもらえるようなUIを徹底しています。国産ツールということもあり、特に日本の方にとっては使いやすくなっています。これはデザインなどよりも思想の面が大きく影響していると考えていて、世の中に多く存在するチャットツールと弊社のチャットワークを比較いただくときも、機能面ではなく、思想面を比較いただくことが多いです。

その思想とは、弊社が大事にしている5つのコアバリューにあります。

まず1つ目が「自然体で成果を出す」こと。ガムシャラに働く業務の仕方では、一時的に成果がでても長続きしません。次に「バランス思考」。「仕事と家庭」、「スピードとクオリティ」などの一見すると相反しているような内容も両立させることにこだわっています。3つ目は「ノージャブジャブ&トリプルワクワク」。コストカットに徹底的に取り組む代わりに、カットした取引先に対して何ができるかを考えるようにしています。

4つ目は「ノーイライラ&メイクユーモア」です。感情論は避け、ユーモアを持って社員同士接するよう心がけています。最後に「ギブ・ギブ・ギブン」。「たらいの法則」という考え方があります。相手に幸せを与えるようなことをし続ければ、それが自社にも返ってきます。そのために情報提供を惜しみなく行うようにしています。

これらのコアバリューは、チャットワークのサービスにも思想として宿っています。チャットツールとして導入することはもちろんですが、あくまでも生産性を向上させるための思想や文化を導入したいと考えている方は、ぜひチャットワークをご利用ください。

マケスト編集部より一言コメント

働き方改革が話題になり、業務時間の削減のための取り組みが多くの会社で行われています。

しかし、業務時間を無理やり削減するだけでは生産性の向上は一時的なもので終わってしまいます。また、業務時間を削減したために本来必要だったはずのコミュニケーションの機会が失われ、組織内やクライアントとの関係性に悪影響を及ぼす可能性があります。

本質的な生産性向上のためには、ChatWork社が話すような仕事の質と量の最適化が必要でしょう。働き方改革を推進したい、そのための考え方や思想から取り入れてみたいとお考えの企業におすすめのコミュニケーションサービスだと言えます。

続きは、