リスティング広告とは、検索エンジン検索結果ページに、ユーザーが検索したキーワードに関連した広告を、有料で表示するサービスのことです。ユーザーの検索結果に連動した形で広告が表示されるため「キーワード連動型広告」「検索連動型広告」とも呼ばれます。

従来のネット広告とリスティング広告のちがい

従来のネット広告は、ユーザーの関心とは無関係に表示されていました。つまり、不特定多数のユーザーに向けられた広告であったため、広告効果はさほど高くないにも関わらず、多大な広告宣伝費がかかりました。

これに対し、リスティング広告はユーザーの「興味や関心」に連動するため高い広告効果が期待でき、広告費も抑えられるようになったのです。

リスティング広告の費用

インターネット媒体に掲載される大半の広告バナー広告等)は、インプレッション数(表示回数)保証型の広告で、効果に関係なく費用が発生します。

一方、リスティング広告は、ユーザーにクリックされてはじめて費用が発生する成功報酬型の広告です。クリックによって課金されるので「Pay Per Click(PPC)広告」とも呼ばれます。表示回数とは関係なく、ユーザーにクリックされることで費用が発生する仕組みなので無駄な広告費がかかりません。そのため多くの企業がリスティング広告を活用しています。

主なリスティング広告の種類

スポンサードサーチ:Yahoo!など
Google AdWords(グーグル アドワーズ):Googleなど
・ ジェイアドリスティング:livedoorなど
・ レモーラリスティング:goo、エキサイトなど

上記サービスは、それぞれパートナー企業のホームページでも広告が掲載されます。(例:Yahoo! のスポンサードサーチは、アメブロにも掲載されている)

なお、市場ではYahoo! スポンサードサーチGoogle Adwordsのシェアが約8割あります。これは検索エンジンを利用するユーザーがYahoo!やGoogleに集中しているからです。

会話例

リスティング広告を導入したら営業利益が上がった」
「Yahoo!とGoogleどちらのリスティング広告を使えばいいか迷う」