記事広告だからできること

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モリ氏:
メディアにとって、記事広告も通常記事もひとつのコンテンツですよね。この2つの違いってどこにあると思いますか?

長谷川 氏:
メディアジーンで教わった「記事広告は通常の3倍おもしろくする」という気持ちでやっています。Webメディアの通常記事は、制作費をあまりかけられないで作るのが一般的でしょう。でも、記事広告の場合、制作費があるんだからそれを使っておもしろくしていかなければいけない。記事広告をおもしろく作れる編集者やライターってすごく価値があるはずなんですよ。そういう人がいないと、メディアって続かなくなっちゃうわけですから。

清水 氏:
記事広告って、なぜかライターや編集からするとネガティブなイメージを持たれることがありますよね。このイメージを変えないと単価が上がっていきません。クライアントもセールスもライターも、記事広告は通常記事よりもおもしろいってみんなで思えればいいですね。

まとめ

記事広告の制作過程で、クライアント・セールス・ライターの見解に相違がある場合、共通のメディアポリシーを持っているかを確認してみましょう。

記事広告の効果は、直接のコンバージョンやPV数だけではありません。その記事によって読者の気持ちにどのような変化をもたらすのかまで考えて3者間でコミュニケーションを取っていくべきでしょう。

また、記事広告は短期的には効果が測りにくいマーケティング戦略です。記事広告を依頼する企業側も、メディアと一緒になって長期的にコンテンツを育てていく姿勢が必要です。

Photo by 小山和之
会場:Pinterest JP