競合との差別化に必要な「ポジショニング」

stpbunseki_-_4.jpg

優れたポジショニングを導き出す6つのポイント

セグメントとターゲティングを元に、下記の6つのポイントにそってポジショニングして、競合企業との差別化をしていきます。

特定の製品属性:品質や素材など競合商品と差別化できる要素
提供するベネフィット:顧客のニーズに対して製品が満たす要素
製品が使用される機会:顧客が製品を使用する場面
競合製品との関係:競合製品と自社製品の関係性
競合製品と距離:自社製品独自の特性
製品の種類:自社の製品が含まれる種類やカテゴリーごとにポジショニングを検討する

「効果が長く落ちにくい日焼け止め」は水に濡れても落ちにくいので、夏のレジャーで使用することができ、顧客のニーズは満たしています。競合商品とは、持ち運びやすい点で差別化できるため、携帯性で有利なポジションに立てます。

このことから、今回の日焼け止めの優位なポジションは、夏のレジャーに使えて長時間効果が継続し、水に濡れても落ちにくくて携帯性がある点になります。

まとめ:STP分析で自社商材の立ち位置を把握しよう

STP分析をすると、自社商品の強みを明確にでき、競合との差別化を図れます。

その際は、自社の製品を俯瞰してどの市場で販売するのかを考え、どのターゲット層に合わせた商品なのかを分析してください。これらを知ることで、どこのポイントが競合より優位なのかを明確にし、競合と差別化できるようになるでしょう。

STP分析を活用することで、競合と差別化したマーケティング戦略を立てる事が可能になるのです。