マーケティング課題に対して、ferretに掲載の資料からピックアップして解決のヒントをお伝えする本企画。

今回は「動画の骨子の決め方」のお悩みに対して、ビジネス動画編集クラウドを提供する、株式会社オープンエイトの資料をもとに回答します。

解決のヒントになるお役立ち資料

動画活用大全

動画活用大全

動画を制作する上で知っておくべき知識を紹介します。

Q.動画に含めるべき情報と、伝える順番は?

マーケティング施策に動画を活用したいものの、どのような内容の動画を作るべきか分かりません。
動画の骨子はどのように整理すればいいのでしょうか?

A.「MBIF」のフレームワークで伝えるべき内容を整理しよう

動画で伝えるべき情報やその順番は、「MBIF」というフレームワークを使うとスムーズに整理できます。

MBIFフレームワーク

出典:資料「動画活用大全」

MBIFのフレームワークで動画の骨子を整理する流れは次の通りです。

メッセージ(Message)

まずは、一番伝えたいことターゲットユーザー覚えてもらいたいことなど、動画の軸となる「メッセージ(Message)」を明確にしましょう。

例えば、新商品の販促動画であれば、「商品の特徴」や「商品の見た目」、「発売日」などが主なメッセージとなります。また、無形のサービスの紹介動画なら、「サービスで解決できる課題」や「サービスの使い方」などが主要な情報です。

動画の目的を明確化した上で、目的を達成するために伝えるべき要素を考えると、メッセージが整理できます。

ブランド(Brand)

ブランド(Brand)」は、商品やサービスを動画の視聴者に印象付けるための要素です。商品やサービスの名称企業名などを動画に含めることで、認知を獲得できます。また、商品パッケージロゴマークのデザインといった視覚的要素も、ブランドのカテゴリに分類されます。

自社のブランドを象徴する情報で、動画の中に含めるべき要素を整理しましょう。

インフォメーション(Information)

インフォメーション(Information)」は、動画で伝えたい内容に関する詳細情報です。商品・サービスによって得られる便益独自性機能性などを指します。

例えば、デザイン制作ツールの販促を目的とした動画なら「ツールで作れるデザインの例」や「ノンデザイナーでも簡単に使える操作画面」、「コストパフォーマンスの高さ」などが伝えるべき情報として考えられます。

ユーザー視点に立って、どのような詳細情報があれば興味・関心が高まるかを考えましょう。

フューチャー(Future)

フューチャー(Future)」は、動画で紹介する商品やサービスによって実現できる未来像を示す要素です。商品・サービスによってどのような課題を解決できるかどのような変化を起こせるかなどを伝えます。

例えば、「デザインを内製化することでマーケ施策をスピーディに実行できる」や「外注コストが削減できる」といった内容が考えられます。ユーザーにとってのメリットを考え、「フューチャー」の要素を整理しましょう。

動画内で訴求するMBIFの要素を決める

MBIFの各要素をリストアップできたら、それらの情報を順番に並べることで動画の骨子が作れます。

冒頭でメッセージ(M)とブランド(B)を伝え、その後インフォメーション(I)とフューチャー(F)、最後に改めてブランド(B)で締めくくるという流れが基本的な構成です。

MBIFを訴求する順番

出典:資料「動画活用大全」

動画を最後まで見てもらうためには、開始1秒~3秒ターゲットユーザー注意を引き付ける必要があります。まずは興味を持ってもらえるようなメッセージを明確に伝え、その後動画の尺に応じてインフォメーションやフューチャーの情報を伝えましょう。

また、最後にブランド情報を提示するとともに、「詳細ページへのアクセス」や「資料請求」など具体的な行動を促すことも大事なポイントです。

動画の骨子を整理した上で、編集や配信、効果検証などを進める詳しい方法については、下記の資料でご確認ください。

▼情報をより詳しく知りたい方は、該当資料をダウンロードできます

動画活用大全

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【特集】悩み解決のヒント!マーケティングQ&A

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