事前準備

実りあるインタビューのための事前共有

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具体的な企画が整理できたら、取材の準備に取り掛かりましょう。まずは当日の質問事項を作成します。記事の流れを想定し、必要な情報を話してもらえるよう質問を考えていきます。

例えば、プロダクト開発の大まかな流れや各プロセスでの試行錯誤を追い、最後に今後の展望を紹介する構成なら、以下のような質問が考えられます。

  • どのような狙いで開発がスタートしたのか
  • 開発する上で苦労した点、それらをどう乗り越えたか
  • プロダクトを通してどのような課題を解決していきたいのか
  • 今後どのような領域で活用が広がっていきそうなのか

1時間前後のインタビューの場合、記事作成のために必ず聞きたい質問は10問以内にとどめておきましょう。記事を作成するのに必要な質問を優先し、他の質問は時間が余った場合に聞く用としてメモを残しておきます。

完成した質問項目は、インタビューの目的と合わせて共有します。事前に質問項目を共有しておくことで、インタビューに慣れてない人も事前に話す内容を準備できます。完成イメージに近い記事などがあれば、合わせて共有できるといいですね。

「出来事の時系列を確認していたら時間があっという間に過ぎた」といった失敗を未然に防ぐためにも、基本的な情報は事前にテキストでヒアリングして把握しておきます。インタビューの時間は直接聞かなければならないことにフォーカスしましょう。

興味を引くビジュアルのための準備

インタビューや写真撮影を行う場所は事前に決めておきましょう。SNSではアイキャッチ画像とタイトルによって読まれるかどうかが大きく変わります。記事内容と関連する場所を選ぶなど、より読者の印象に残る場所はどこかを考え、工夫してみてください。

さらに余裕がある場合は、伝えたいイメージに沿って、自社のTシャツを着てもらう、コーポレートカラーを着てもらうなど、当日の服装を打ち合わせしておくといいでしょう。

取材当日

相手の緊張をほぐすための工夫

当日は取材する側と同じくらい、される側も緊張しているものです。なるべくリラックスして話せる環境をつくれるよう心がけましょう。いつも働いているメンバーの近くだと照れる人も多いため、インタビュー場所はなるべく他の社員には聞こえない場所で実施するといいです。

またインタビューの冒頭は、後で修正できる旨を伝えましょう。間違ったことを言ってしまったらどうしようという不安から、相手が話すのを躊躇ってしまわないようにするためです。

「どう感じたか」を丁寧に掘り下げる

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ビジネスの場では「~~という判断で~~をした」といったように、客観的な事実をロジカルに伝えることが求められます。しかし、インタビュー記事では事実だけでなく、その人が「どう感じていたのか」といった部分も盛り込むことも大切です

「どう感じましたか」というオープンクエスチョン(二択で答えられない質問)で答えづらそうであれば、「それは大変そうですね」や「それは嬉しかったでしょうね!」など二択で答えられる質問にしてあげると、慣れていない社員も答えやすくなります。

加えて、印象に残っているシーンを聞いたり、大変さや嬉しさといった感情をさらに深ぼっていく質問をすると、その人らしさや感情をありありと伝えるために必要な言葉を引き出すことができます。

インタビュー中は相手の話す様子を観察し、楽しそうに話していた、熱がこもっていた瞬間をメモしておくと、執筆時に伝えるべきポイントが整理されます。