記事執筆

インタビュー記事作成の基本は以下の記事にまとまっているので、ここでは社員インタビュー記事特有の気をつけるポイントを整理していきます。

参考:
まとめるのが難しい・・・インタビュー記事の基本的な書き方を解説

冒頭でどんな誰が何について話すのか明示

記事の冒頭では社外の人が読んでもわかるように、取り上げる社員が誰なのかをしっかり説明します。どの部署でどのような仕事をしている社員なのか、部署名だけでは社外の人にとっては、わかりづらい場合も考えられます。具体的にどのような仕事をしているか読者がイメージできるように記述しましょう。

自社のことを褒めすぎないようにする

せっかく自社のメディアなのだから精一杯アピールしたい気持ちはわかります。しかし、あまり褒めすぎていると、読者との間に温度差が生まれてしまいます。「この記事は、褒めすぎていないか」と客観的に見直すよう意識しましょう。

また、自社の良い部分だけでなく、抱えている課題についても素直に伝えるほうが、読み手に書かれている内容を信頼してもらいやすくなります。

社員の心が熱くなったポイントを捉えて記事に反映

インタビュー時に社員の様子を記したメモを参考に、回答のなかでターゲットの心に刺さりそうなポイントを絞り、そこが伝わるよう執筆しましょう。機械的に質問と回答を繰り返している、何が起きたかという事実が並んでいるだけの記事では、なかなか読者の印象にも残りづらいものです。

あれもこれも伝えようとするのではなく、当初の目的に立ち返り、もっとも伝えるべきポイントは何かを忘れないように書き進めます。

まとめ:ポイントを抑えて社員インタビューに挑戦しよう

無事にインタビュー記事が公開できたら、必ず社内でも共有するようにしましょう。社内のメンバーが自社について理解を深めるきっかけになったり、ロイヤリティーの向上につながる場合もあります。

プロセスごとに気をつけるポイントがわかれば、編集やライティングの経験がなくても、しっかりと伝わる社員インタビューが作れるはずです。コーポレートブランディング、特に採用広報を目的にメディアを運営している方は、ぜひ一度挑戦してみてください。

(執筆協力:向晴香)