
リアルな場でブランドファンの熱量を高める方法
必要なのは「感動の追体験」
このように、ファンイベントで参加者の熱量を高めていくためには、その場で直接商品を体験してもらったり、ブランドが大切にしている価値観に触れてもらったりすることで、自分たちが「そのブランドのファンでよかった」と思ってもらえるような体験を提供することが必要です。この体験を、私たちは「感動の追体験」と呼んでいます。
いくらファンといっても、「なぜ自分はそのブランドが好きなのか?」と好きな理由を四六時中考えているわけではありません。だからこそ、イベントでの『感動の追体験』を通して、ブランドを好きになったきっかけや出来事、共感しているポイントをファンに思い出してもらうことが重要なのです。
イベントの前半ではあまり発言をしなかった参加者が、徐々に口を開いてくれるようになり、後半には積極的に発言してくれる、といったシーンをよく見かけます。これはまさしくイベント内で「感動の追体験」をすることで、心情に変化が起こったためだと考えられます。
イベント前後のコミュニケーションも重要
ファンイベントはイベント当日のプログラムもさることながら、その前後のコミュニケーションも非常に重要になってきます。ファンイベントで参加者と会話ができる時間は限られているため、イベントの中だけですべてのコミュニケーションを考えるのではなく、自社のSNSやコミュニティと連携することによって、ファンイベントの効果そのものを高めていくことができます。
例えば、イベント前にオンラインコミュニティのなかでブランド側が参加者のキャラクターや求めていることをしっかり把握しておけば、ファンにとって満足度の高いイベントにできますし、ファンもある程度熱量を蓄えた状態でイベントに参加できます。また、イベント後には参加者にイベントの感想をフィードバックしてもらうことや、イベントの様子をレポートとして公開することで、ファンにとっての「特別な体験」をより強固にすることが可能です。
このように、イベントとその前後を考慮したコミュニケーションを設計していくことがファンの熱量を持続させるうえで大切なことと言えます。
ブランドへの共感ポイントを明確に
ファンイベントは、参加者に接することだけが目的ではありません。
参加者の熱量を高めるために、どのようなポイントでブランドへの共感をつくっていくのかを明確にし、イベント全体を設計していくことが不可欠です。
- プログラム
- プログラムとは、ここではコンピューターが行うべき処理を順序立てて記述したものを指します。 すべてのコンピューターはプログラムに従って動作しており、データとして表現され、記憶装置に格納されます。広義では「ソフトウェア」の一部ですが、プログラムの一部でソフトウェアという語を用いる場合もあります。
- オンライン
- オンラインとは、通信回線などを使ってネットワークやコンピューターに接続されている状態のことをいいます。対義語は「オフライン」(offline)です。 現在では、オンラインゲームやオンラインショップなどで、インターネットなどのネットワークに接続され、遠隔からサービスや情報などを利用できる状態のことを言う場合が多いです。
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