長尺に懸念が集まるIGTV、企業の活用メリットを解説
今一番注目が集まるSNSの一つであるInstagram。
2010年にサービスが開始してから、ハッシュタグ機能をはじめとし、動画投稿機能やストーリーズ、ライブ配信機能など様々な新機能をリリースしています。
直近では2018年6月にIGTVが新しくリリースされました。
視聴者はすぐにこういった新サービスを使いこなし、自らに必要な情報だけを取捨選択しています。企業側としても、自社のマーケティングやプロモーションに新機能をどのように活用するか悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
今回は動画マーケティング会社プルークスが、ストーリーズなどよりも長い時間の高画質動画を流せるIGTVについてその特徴や活用事例を解説します。
IGTVとは
IGTVとは、2018年6月にリリースされた、最長60分の縦型動画をInstagram、または「IGTV」のアプリ上に投稿、視聴できる機能です。アプリを開くとすぐに動画が流れ始め、テレビに近い感覚で動画を楽しむことが可能です。
※Instagramのアプリ内の場合は、ストーリーズ右上のマークをタップすると視聴可能。以下の画像右上の赤枠。
IGTVの特徴は大きく3つあります。
①縦型フルスクリーン動画
従来スマートフォンで動画を見る際、スマートフォンを横向きに持ち変えたり、縦向きのまま小さいサイズの動画を見たりというのが主流でした。
IGTVは縦型のフルスクリーン動画であることが最大の特徴です。普段使っている縦型のままで気軽に大きな動画を楽しむことができます。
引用:
[スマートフォンのタテ向き視聴者が大きく増加、横向き視聴者は大きく減少!SNSのタイムラインをきっかけに動画を視聴する人が3倍近く増加『モバーシャル調査』]
(http://www.mobercial.com/article/smaphoneresarch5/ ):blank
実際に、2018年6月にモバーシャルが行なった調査によると、動画視聴の際スマートフォンを縦向きのまま視聴する人が増加したことがわかります。また、Instagram内ではIGTVよりも先にリリースされたストーリーズにより、縦型動画を見るという習慣がついているため、動画メディアとして馴染み深いYouTubeと比べても縦型動画に親和性があります。
②動画の尺は最大で1時間
これまでのInstagramに投稿できた動画は、ストーリーズであれば15秒、フィード上であれば60秒が最大でした。IGTVでは最大で1時間の動画を投稿することができ、ストーリーズのように24時間で消えることなく残しておくことができます。
しかし、これまでストーリーズの動画に慣れている視聴者にとって長時間の動画を視聴するという態勢はまだ出来上がっていない可能性があります。IGTVの仕組みとしてもストーリーズと同じように横にスワイプすることで別チャンネルに切り替えられるため、長時間視聴を促すためにはクオリティ面にも注力する必要があります。
③チャンネル機能が搭載
IGTVは、制作した動画を個人または企業アカウントで作成したチャンネルに投稿します。IGTVで作成したチャンネルをフォローすると、同様にInstagramアカウントもフォローされ、IGTVを投稿すればフォロワーのTOPページに通知が表示されるようになります。
HeatherのIGTV活用事例
株式会社アダストリアが運営するアパレルブランドHeatherは、IGTVを活用しドラマ配信を行いました。
IGTVがリリースされたのは2018年の6月、まだ広告配信枠もないIGTVをどのように活用するか各社とも攻めあぐねていましたが、Heatherの行なったドラマ配信はその先駆けとなりました。配信されるドラマは、“前向きな女の子”のためのブランドというHeatherのイメージが伝わる内容となっており、広告色を嫌う若年層に対し新たなブランディング効果をもたらしています。
毎週火曜と木曜に公開され、配信後はIGTVドラマをストーリーズのハイライト機能に掲載していたため、見逃した視聴者も後から視聴することが可能です。
参考:
https://www.instagram.com/heather_love_official/?hl=ja
IGTVに期待されることとは
スマートフォンが手元にありいつでも情報取集できる現代では、長時間動画を視聴する時間を確保することすら難しくなっています。動画視聴以外にもスキマ時間を埋めるためのアプリやSNS・ゲームはたくさんあります。
また、長尺動画を視聴すると、その間スマホの自由な操作ができなくなってしまうのです。そんな中でも長尺動画のIGTVをリリースしたInstagram。企業にとってはどういったメリットがあるのでしょうか。
大きくは、視聴者のファン化を促進する点であると考えられます。
長い接触時間でファン化促進
1つ目の理由は、短尺動画と比べた時の接触時間の長さ。
視聴者との接触時間が長い長尺動画は、その分態度変容のチャンスを多く作ることが可能です。クリエイティブポイントとして、視聴するかどうかの判断を行うファーストインプレッションと視聴を継続させるため動画に起点を繰り返し持たせることは重要ですが、長時間動画を見続けることで視聴者の記憶に残りファン化を促進することができます。
生活の一部になりファンを定着させる
2つ目の理由は、生活の一部となることによるファンを定着させている点です。
先述の通り、スキマ時間にいかに入り込むかが重要になってきた今、コンテンツを継続して視聴させるだけでなく、あらゆるシーンで消費者と接触し続けることで印象付けにつなげることも可能です。
先ほどのHeatherの事例で考えると、毎週火曜と木曜に定期的に配信を行うことで、気に入ったテレビ番組を定期的にチェックする習慣付けがされるように視聴者の生活の一部としてIGTVを組み込むことができたのではないでしょうか。各ブランドが広告だけでなく、オウンドメディアを立ち上げたりイベントを開催して自社のブランディングを行なったりしているのも、あらゆるシーンで消費者と接触し続け印象付けにつなげるためだと考えられます。
動画を一過性のものではなく、習慣化させることによって、ファンを定着させるという効果が期待できるでしょう。
まとめ:IGTVを使って企業PRにつなげよう
IGTVの企業活用メリットをご紹介いたしましたが、まだ着手している企業が少ないのも現状です。
今後企業活用が広がることで、Heather以上の活用事例も出てくるでしょう。各社の動向に注目し、活用できる点を取り入れて、企業PRにつなげてみましょう。
- タグ
- タグとは、原義では「モノを分類するために付ける小さな札」のことです。英語の「tag」を意味するものであり、荷札、付箋といった意味を持っています。特にインターネットに関する用語としてのタグは、本文以外の情報を付与するときに用いられます。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- アカウント
- アカウントとは、コンピューターやある会員システムなどサービスを使うときに、その人を認識する最低必要な情報として、パスワードと対をなして使う、任意で決めるつづりです。ユーザー、ID、などとも言います。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
おすすめ記事
関連ツール・サービス
おすすめエントリー
同じカテゴリから記事を探す
カテゴリから記事をさがす
●Webマーケティング手法
- SEO(検索エンジン最適化)
- Web広告・広告効果測定
- SNSマーケティング
- 動画マーケティング
- メールマーケティング
- コンテンツマーケティング
- BtoBマーケティング
- リサーチ・市場調査
- 広報・PR
- アフィリエイト広告・ASP
●ステップ
●ツール・素材
- CMS・サイト制作
- フォーム作成
- LP制作・LPO
- ABテスト・EFO・CRO
- Web接客・チャットボット
- 動画・映像制作
- アクセス解析
- マーケティングオートメーション(MA)
- メールマーケティング
- データ分析・BI
- CRM(顧客管理)
- SFA(商談管理)
- Web会議
- 営業支援
- EC・通販・ネットショップ
- 口コミ分析・ソーシャルリスニング
- フォント
- 素材サイト
●目的・施策
- Google広告
- Facebook広告
- Twitter広告
- Instagram広告
- LINE運用
- LINE広告
- YouTube運用
- YouTube広告
- TikTok広告
- テレビCM
- サイト制作・サイトリニューアル
- LP制作・LPO
- UI
- UX
- オウンドメディア運営
- 記事制作・ライティング
- コピーライティング
- ホワイトペーパー制作
- デザイン
- セミナー・展示会
- 動画・映像制作
- データ分析・BI
- EC・通販・ネットショップ
- 口コミ分析・ソーシャルリスニング