リサーチ・市場調査で失敗しないためのポイント一覧

リサーチ・市場調査で失敗しないためのポイント一覧

ポイント一覧1:定量調査と定性調査の両方を行う

「定量調査」と「定性調査」の両方を行うことで、分析の幅が広がりリサーチ・市場調査に失敗しにくくなります。

両方行うといっても、同時に調査するのではなく時間を空けて実施するのがポイントです。

調査結果の仮説を立てている場合は「定量調査」を、仮説に不安がある場合は「定性調査」を先に行うと効率的に情報を収集できます。

ポイント一覧2:中立的に調査票を作成する

中立的に調査票を作成するということも、リサーチ・市場調査で失敗しないためのポイントです。

作成した調査票によって結果が左右されるといっても過言ではありません。

質問内容によっては、無意識のうちに回答を誘導してしまう場合も多くあります。

求めている情報を正確に収集するためにも、調査する側・回答する側にとって中立的な調査票を作成しましょう。

ポイント一覧3:調査目的を絞り込む

リサーチ・市場調査で失敗しないためには、調査目的を絞り込むことも重要です。

「だいたいこんな感じで」という漠然とした目的だと、それ相応の結果しか出ません。

特にグラフや図にして細かく分析する場合は、目的を絞っておかないと膨大なデータ量になって集計に手間がかかってしまいます。

目的を明確にする、または調査の優先順位を決めることで、リスクを抑えてスピーディーにデータを収集することができるでしょう。

ポイント一覧4:サンプルは少なめにする

リサーチ・市場調査を行う際、ついついサンプル数を多めにしてしまいがちですよね。

確かに、サンプル数が多い方が正確なデータを取ることができます。

ですが、サンプル数を増やすほどコストがかさんでしまうというデメリットもあります。

一般的には、ターゲット層から500~1,000ほどのサンプルを抽出できれば信頼できるデータが集まると言われています。

少ないサンプル数でも正しい調査方法なら必要なデータは収集できるため、むやみにサンプル数を増やす必要はありません。

ポイント一覧5:外部からのサポートを活用する

リサーチ・市場調査の中には、IT・業界用語を熟知したインタビューの進行役や細かいデータ分析といった専門的な知識が必要な項目も多く、自社内だけでの対応が難しい場合もあります。

このような場合は、一部分だけを専門家に依頼することで、スムーズに調査を進めることができます。

また、専門家に依頼する場合は少なからず支払いが発生するため、チャットインタビューやインターネット調査といったローコストの調査方法と組み合わせると、予算内での調査を実現できるでしょう。

リサーチ・市場調査サービスの導入事例一覧

【導入事例1】スマホ用フリマアプリの開発事業

日本とアメリカでの「メルカリ」のプロモーション全般に活用。
オンラインだけではなく、テレビCMやフリマイベントといったオフラインのマーケティング活動のための分析やリサーチなどに利用しています。
調査内容は、重要なKPIのひとつとしてマーケティング施策に活用しています。

【導入事例2】食品メーカー

実際のターゲットに近い一般消費者にアンケートを実施し、評価・感想を集めて、受入れられやすいデザインがどれなのかを調査。
用意した複数のパッケージデザイン案に対し、ターゲット消費者からのコメントを集めることができました。
最終的に満場一致でデザインが確定し、製品発売当日を迎えることができました。