日本交通株式会社、株式会社博報堂DYメディアパートナーズ、株式会社博報堂、株式会社ACCESSの共同で日本交通グループの所有するタクシーを使い、iBeaconを活用した情報配信サービスの実証実験を開始しました。

主に、日本交通グループの所有するタクシーに株式会社ACCESSのBeacon端末を搭載し、iBeacon対応スマートフォン向けアプリ「日本交通タクシー配車」に対して情報の配信を行います。
配信する情報としては、動画視聴連動型クーポンの提供となっており、先ほどのBeaconと乗客の「日本交通タクシー配車」アプリが連動する仕組みとなっています。

この連動により配信される企業の動画を、乗車時から降車時までに視聴した動画数に応じて、次回以降のタクシー料金の割引が受けられるという取り組みです。

この実験の要となる屋外の情報配信に必要となる配信プラットフォームは、株式会社博報堂DYホールディングス マーケティング・テクノロジー・センターが提供し、野外での乗車した場所や時間帯、乗車回数に応じて配信する情報を変えるなどの細かな対応が可能となります。

話題となっているiBeaconを活用した先進的な取り組みは、今後の情報配信の在りかたが変わる可能性を秘めた注目の実験と言えるでしょう。

■ 実証実験の実施時期/エリア ■
日時 : 2015年4月6日~開始                                     
エリア : 東京23区、三鷹市、武蔵野市
対象アプリ : 「日本交通タクシー配車」アプリ(v5.5以降)       
対象OS : iOS 7.1以降、Andorid 4.4以降
対象タクシー : 黒色タクシー1,557台(2015年3月時点)

プレスリリース:http://www.nihon-kotsu.co.jp/about/release/150406.html