Google Japanは、2019年4月22日に「Grow with Google」というプロジェクトを発表しました。
「新しいスキルを、すべての人に」をコンセプトに、個人向けやビジネス向けなど、5種類のプログラムで、デジタルスキルを無償で学ぶサービスを提供しています。Googleは日本国内で2020年までに1,000万人への提供を目指しています。

参考:
「Grow with Google」

「Grow with Google」とは?

「Grow with Google」とは、Googleが提供するデジタルスキル取得サポートプログラムです。
Googleが今までに培ったノウハウを活かし、より多くの人々のキャリアやビジネススキルの成長を助けるためのデジタルスキルトレーニングを提供しています。

「Grow with Google」の内容はプログラムセミナーの2パターンで分かれており、どちらも無償で受講が可能です。

プログラム内容

プログラムは、オンライン型とワークショップ型があり、受講方法は各講座で異なります。受講内容は、個人向けやビジネス向けを含む5つのカテゴリーに分類されており、自分に合った内容を選択できます。また受講講座によっては、イベントやワークショップが別途で開催されているため、参加してみるのも良いでしょう。

GoogleトレンドやGoogle アナリティクスなどGoogle独自のツールを活用しながらの学習となっているため、Googleのサービスを効率よく使用することで効果的な学習が進められます。

プログラムの詳細は以下となっています。

個人向け

個人向けプログラムは個人のスキルやキャリアを伸ばすプログラムです。「はじめての働き方改革」や「はじめてのデジタルマーケティング」を含む5つのテーマの分かれており、自分自身の現在の働き方を分析・改善するツールや、YouTube運用におけるアイデアや視聴者とのつながり方などを学習できます。

働き方改革の進め方やデジタルマーケティングの基礎知識、YouTube運用のノウハウなどを個々の仕事や生活のライフバランスを充実させるための学習をしたい方へおすすめです。

受講方法はオンライン型とワークショップ型の2通りが提供されています。

ビジネス向け

ビジネス向けプログラムは、デジタルを活用し収益や生産性の向上を目指すプログラムです。「無料で始めるデジタルマーケティングの基礎」や「Academy for Ads」を含む7つのテーマに分かれており、デジタルマーケティングの基礎知識や、最適な広告配信をするために必要なスキルや知識をテスト形式で学べます。

自分のコンテンツを収益化につなげるために必要な知識やツールについて学びたい方へおすすめです。

受講方法はオンライン型とワークショップ型の2通りが提供されています。

学生・教育者向け

次世代の学習に必要なスキルを身につけるプログラムです。「はじめてのAI」や「みんなのコード『プログラミング指導教員』」を含む5つのテーマに分かれています。AIの基礎知識や事例を用いた仕組みの理解、質の高いプログラミング教師を育成するために、基礎知識を含む模擬指導の実施をするワークショップなどで学べます。

教師や生徒などの次世代に必要な新しいスキルを学びたい方へおすすめです。

受講方法はオンライン型とワークショップ型の2通りが提供されています。

スタートアップ向け

スタートアップ向けプログラムは、スタートアップ企業の成長を加速させるプログラムとなっており、受講テーマは「Google Launchpad Accelerator Tokyo」の1つのみです。このプログラムは5日間を通したキャンプ式の講座で、グローバルに活躍する起業家や専門家からのメンタリングやプロダクト作りの知見をワークショップ形式で学習できます。

スタートアップを考えている方や、企業の方におすすめです。

デベロッパー向け

デベロッパー向けプログラムは、Googleが提供する開発者向けのプログラムとなっています。「ML Study Jams」や「Google Developer Group」を含む3つのテーマに分かれており、受講方法はオンライン型とワークショップ型があります。

機械学習や様々なテクノロジーについて学びたい方へおすすめです。「Google Developer Group」は、英語のみでのワークショップであるため注意しましょう。

また、各カテゴリー内でも複数のカテゴリーに分かれています。「個人向け」の場合、デジタルマーケティングの基礎知識やYouTube運用など専門的な内容の教材もあり、各個人に沿った学習が可能となります。

参考:
Grow with Google

セミナー内容

セミナーは、関東をはじめ近畿や沖縄など日本全国で開催されています。開催日時も多く、個人の都合に合わせて受講が可能です。

セミナー内容は、「はじめての働き方改革」と「はじめてのデジタルマーケティング」の2部構成となっており、オンライン学習の内容と同等のため、同じ悩みを抱える受講者達とより高い熱量で受講できます。

詳しい場所、日時は公式HPよりご確認ください。

各地でのセミナー

デジタルデバイドの解決へ

Googleは、日本でも首都圏とそれ以外の地域でデジタルデバイドが生じている点を問題視し、ビジネスの規模や地域などに関わらず、より多くの人々のデジタルスキル学習をサポートする手助けになるのではと考えています。

また、Google CEOであるサンダー・ピチャイは、

「我々は、すべての人にとって平等な場所は存在すると信じています。インターネットは世界で最も平等を追求できる力強いツールの一つでです。そしてそれをできるだけ多くの人が利用できるようにすることが、我々の仕事だと考えています。」

引用元:Grow with Google

と述べ、日本の社会問題であるデジタルデバイドの解決へ寄与しています。

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地域間格差はWebの世界にも?Web関連企業が知っておきたい「デジタルデバイド」とは

Googleが目指す社会解決

働き方改革が進み、個人のスキルが重要視されています。
Googleが提供するプログラムは、様々な領域の人々に合う教材が提供しているため、個人の成長への手助けとなることが期待されています。
個人が成長することでデジタルデバイドという社会問題の解決に少しでもつながるのではないでしょうか。