サブスクリプションで成功したサービスの事例と成功ポイント
最近、商品買い切り型のサービスとは違い、費用を継続的に支払うことでその商品の利用権を得られるビジネスモデル「サブスクリプション」に乗り出す企業が増えました。
ただ「実際どんなサービスを作ればいいの?」とピンとこない人もいるかもしれません。
そこで本記事では、サブスクリプションで成功したサービスの事例をまとめました。成功ポイントも合わせて解説するので、導入を検討している人は参考にしてみてください。
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大手企業も導入するビジネスモデル「サブスクリプション」とは?
サブスクリプションが増えている背景
近年の消費者はモノを持つことよりも、体験を得ることを大切にしています。そのため、商品を「買う」よりも「利用権を得て好きなときに好きなだけ利用する」というビジネスモデルが注目を浴びたのです。
利用者は利用開始するまでのコストを抑えられ、モノを持つ必要がありません。企業側は継続的な売上になる、新規のハードルを下げられるなど、利用者、企業の両方にメリットがあります。
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サブスクリプションで成功したサービス
これからサブスクリプションを導入するという企業は、導入前に他の企業の事例をチェックしてみましょう。
どんなサービスなら成功するのかのヒントになるでしょう。
ニーズに合わせたプランを用意したNOREL
車は購入費用が高額であるだけでなく、月々のガソリン代や車検費用などがかかります。
そこで登場したのが、月額で自由に車を乗り換えられるサブスクリプションサービス「NOREL」。
最短3ヶ月で他の車に乗り換えられるため、いろいろな車を試したい人に大人気です。
NORELでは通常プランに加え、長期契約すればさらに割引率が高くなる2年割プラン、輸入車を楽しめるプランまであります。
プランを複数用意することでお手軽に国産車に乗りたい人から、なかなか手を出せない外国車を試したい人まで、より多くのユーザーのニーズを満たしているのです。
利用すればするほどお得なアンドモワの月額定額制飲み放題サービス
飲食業界でもサブスクリプションサービスの導入が進んでおり、アンドモワ株式会社では「期間中は全250種のドリンクを120分飲み放題」という内容のサービスを開始しました。
期間は30日、60日、90日、120日と4種類あり、30日で月額3,000円。さらに、宴会コースを注文すると1,000円割引になります。
期間中に何度も来店することで割安になるため、利用者にお得感を実感してもらうことができます。一方で来店が増えればそれだけ料理を注文してもらえることも増えるため、企業側にとっても大きな売上になるでしょう。
女性の「憧れ」を掴んだ My Little Box
My Little Boxは月額費用を支払うと、毎月家にコスメボックスが届く女性向けのサブスクリプションサービス。
コスメボックス系のサブスクリプションは他にも「RAXY」や「BLOOM BOX」などがありますが、その中でもMy Little Boxは月額3,350円とやや高め。それでも多くの女性に人気なのは、女性の「憧れ」を掴んでいるからです。
国産コスメがメインの他のコスメボックスと比べ、My Little Boxはファッションの聖地と言われるパリを中心とする外国産コスメを多数揃えています。さらに、毎月シーズンに合わせて箱のデザインや中身が変わるため、「来月は何だろう?」と楽しむことができます。
無料期間を設けてお試しからスタートしたApple Music
Apple社の音楽ストリーミングサービスApple Musicは月額980円で利用できますが、何と最初の3ヶ月は無料期間で音楽を聴き放題となっています。
他にも無料期間のあるサブスクリプションはありますが、3ヶ月はなかなか長い期間です。利用者は3ヶ月もお試しできれば大体の仕様や使い方を把握でき、期間が終わる頃には身近なものとなっているでしょう。
あえて長い無料期間を設けることで、利用者の生活の一部に溶け込むことができるのです。
お得な価格で親の悩みを解決するWorldLibrary Personal
子供の知育や教育のことを考え、国内だけでなく国外の絵本を読ませたい親御さんはいるでしょう。しかし、どんな絵本を選べば良いのかわからないという方も多いでしょう。
そんな親御さんをターゲットにしたのが、絵本のサブスクリプションサービスWorldLibrary Personal。月額1,080円、送料200円というお得な価格で、毎月外国の絵本が家に届きます。
子供の年齢を選べば、プロが成長に合わせた絵本を選定。子供が海外の文化や言語に親しむことができるため、子育てに力を入れたい親から大人気のサービスとなりました。
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