日本で人気の高いSNSといえば、Twitterですが実態はどのようなものになっているのでしょうか。

Applivはアンケート調査サービスを使用し2019年6月5日から6月11日の期間で、10代から60代の男女1,328人を対象に、「Twitter」の利用実態に関するアンケート調査を実施しました。

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参考:
『Twitter』の利用実態に関するアンケート、10代のアカウント所有率は8割超に(アプリ紹介サービス「Appliv」調べ)|ナイル株式会社のプレスリリース

アカウント所有率は10代がトップ

まずTwitterアカウントを所有しているかどうかを調査すると、約6割の人がアカウントを持っていることがわかりました。

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画像引用:https://mag.app-liv.jp/archive/123547

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年代別で所有率を見てみると、15歳~19歳では85.1%がアカウントを持っています。その他の年代を見てみると40代までは「持っている」が50%を超えています。「持っていない」が最も多い60代でも所有率は約4割となりました。

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画像引用:https://mag.app-liv.jp/archive/123547

Twitterのメインユーザーは若い女性

アカウントを持っているユーザーを男女で分けると、10代から30代まで圧倒的に女性が多いことが分かりました。特に20代では約7割が女性です。一方、50代から女性の比率が極端に減っており、60代では2割以下となっています。回答から見えてくるのはTwitterのメインユーザーは若い女性であるということです。

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画像引用:https://mag.app-liv.jp/archive/123547

複数アカウントを使用しているのは比較的若い世代

アカウントの所有数を質問したところ、一人あたりの所有数は「1個」が58.0%で最多です。所有アカウント数が増えるごとに割合は減りますが、「6個以上」との回答が1.0%あります。10代では7割近くが2個以上のアカウントを持っており、目的に合わせてアカウントを使い分けているようです。また、「6個以上」の回答があったのは10代と20代のみでした。40代以上では複数アカウントを所有している割合が極端に減っていきます。

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画像引用:https://mag.app-liv.jp/archive/123547

複数のアカウントを持っている理由としては、アカウントによってコミュニケーションの仕方と知りたい情報を分けているからと考えられます。今回の調査では以下の定義で、所有しているアカウントの種類を聞いています。

・リア垢(リアルでの知人・友人との交流)
・身内垢・裏垢(ごく親しい人たちのみと交流)
・仕事垢(仕事の関係者との交流)
・ネト垢(本名を明かさず、ネット上でのみ交流)
・愚痴垢・病み垢(愚痴やうっぷんを吐き出す)
・趣味垢(趣味嗜好が似ている人だけをフォロー)
・情報垢(情報を収集する目的)
・宣伝垢(イベントやお店などのPR目的)
・ROM垢(自分ではつぶやかず、見る専門)
・RT垢(リツイートすることだけが目的)
・その他(自由回答)

この質問の調査結果は以下のようになっています。

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画像引用:https://mag.app-liv.jp/archive/123547

Twitterに限らず、日本のインターネットと言えば匿名でネット上のみの交流がメインストリームのような印象があります。しかし、それに該当する「ネト垢」は22.4%しかありませんでした。所有しているアカウントの種類で最も多かったのは、42.4%の「リア垢」という結果になりました。ネット上だけでないリアルでもつながりがある人と交流するためのアカウントを、4割以上の方が持っているということです。「所有しているアカウントでメインで使っているのはどれか?」という質問では、「リア垢」が29.7%でトップに。「情報垢(14.3%)」「ROM垢(13.1%)」と続きました。

意外なほど生活に地続きなTwitter

今や実生活とネットの活動は乖離しているものではなくなっていることが今回の調査でわかりました。とくに「リア垢」の活用などで友人や知人の情報を得るなど、Twitterが実生活に活用されているのがわかります。このような観点を踏まえて、企業情報や広告などをTwitterで広報し、ユーザーに受け入れてもらえるようにしていく必要があるでしょう。