PayPayが2018年12月、わすか10日で終了した「100億円あげちゃうキャンペーン」を実施して以来、キャッシュバックやクーポンといったキャンペーンが話題になるキャッシュレス決済。

さまざまな企業の参入が続く中、動きが活発で注目度も高いPayPay、LINEペイ、メルペイ。マーケターなら誰しもが気になる3社の決算を比較し、最近の動向を見てみました。

PayPay、LINEペイ、メルペイの決算比較

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LINE Pay(ラインペイ)

出典:第5期決算公告

営業利益:▲53億3,301万円
経常利益:▲53億6,162万円
当期純利益:▲54億373万円
利益剰余金:▲99億1,762万円

「LINE Pay(ラインペイ)」は、インスタントメッセージアプリ「LINE」に付属されている決済機能です。

2019年6月にはLINE Payとメルペイが設立したモバイルペイメントにおける加盟店アライアンス「Mobile Payment Alliance」には「d払い」を持つNTTドコモも参画と発表。3社が連携して加盟店開拓をしていくとのこと。さらなるキャッシュレスの普及促進を目指していくようです。

PayPay(ペイペイ)

出典:有価証券報告書

売上収益:5億9,500万円
当期純利益:▲367億8,700万円

「PayPay(ペイペイ)」は、ソフトバンクとYahoo!の合同会社「PayPay株式会社」が提供する決済サービスです。

サービス開始から約10カ月、2019年8月には登録ユーザー数が1,000万人に到達し、加盟店は100万カ所、累計決済回数は1億回を突破 。急成長を支えた要因は、サービス開始から2回開催された「100億円あげちゃうキャンペーン」の効果ではないでしょうか。

メルペイ

出典:第1期決算公告

営業利益:▲8億8,920万円
経常利益:▲8億8,919万円
当期純利益:▲8億9,071万円
利益剰余金:▲8億9,071万円

メルカリが提供するフリマアプリ「メルカリ」を通して利用できる決済サービス「メルペイ」

2019年6月にはメルペイとLINE Payが設立したモバイルペイメントにおける加盟店アライアンス「Mobile Payment Alliance」には「d払い」を持つNTTドコモも参画と発表。3社が連携して加盟店開拓をしていくとのこと。

他社と共同で加盟店を開拓し、「メルペイあと払い」でサービスの拡充にも取り組んでおり、競争が激しい決済業界の中で順調に成長しているのではないでしょうか。

デジタルコミュニケーションがキャッシュレスの勝敗を分ける

政府がキャッシュレスを推進している背景から、今後も新サービスのリリースが予想されるキャッシュレス市場。キャッシュレスサービスのマーケターは、どのようにユーザーと繋がり、どのようなコミュニケーションを実現していくのでしょうか。激しい競争が続くキャッシュレス市場において、ユーザーをファン化させるコミュニケーションを実現するために、マーケターの需要はさらに増していくでしょう。