
円グラフの使い方をマスターしよう〜誰が見ても一瞬で伝わるレポート資料の作り方
発展編:「円グラフ」で絶対に使いたい裏技2つ
基本的な作り方をマスターしたところで、覚えておくべき裏技を2つご紹介します。
1:円グラフを作るときの注意点
以下の図は、あるホームページで行ったアンケートの結果を表したものです。果たして、このグラフは見やすいでしょうか?
項目数が多過ぎて、左上半分は殆ど何を表しているかわかりません。
円グラフを作成する場合、0%から100%の間で表現する都合上、項目数が多ければ多いほど見難くなります。
私の経験上、その上限は8個だと考えており、8個以上ある場合、8個目を「その他」として、9個目以上の数字を合算して表現する方が解りやすいです。
もし「その他」が上位項目に迫る勢いで全体を占めていれば「この状況はロングテールです」と言えます。
2:使いこなせるとちょっとカッコいいドーナツグラフの作り方
ドーナツグラフは真ん中に穴が空いていて、空白の部分に総数を入れることで、各項目のおおよその実数を把握することができます。
さらに、バームクーヘンのように二重、三重に表すことができます。
二重ドーナツグラフの見方ですが、1階層目が大分類に対して、2階層目が小分類を表しています。1つのグループを何か別の軸で集約できる場合にはドーナツグラフを使って表現してもいいでしょう。
帯グラフとの違いは、ドーナツグラフが1つのグループ内をドリルダウンして再度表現しているのに対して、帯グラフは別のグループを並べて表現している点にあります。
別グループを無理やりドーナツグラフで表現してもわかりづらいだけですから避けた方がいいですね。
まとめ
今回は、「円グラフ」に焦点をあてて、もっとも伝えたいことを、もっともわかりやすく伝えるグラフ表現方法をお伝えしました。
「割合を表現」するなら円グラフです。
見せ方さえコツを掴めれば最強のコミュニケーション方法である「グラフ表現」をマスターして、分析レポートに活かしましょう!
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