Google砲の発生条件

Google砲を受けるためのアルゴリズムは公開されていないため、「〇〇をすれば必ずGoogle砲が発生する」という明確な定義はありません。しかし最近では、発生のコツさえ押さえれば、十分にGoogle砲を狙えることが分かってきています。

Google ニュースのコンテンツポリシーを満たしていることは必須

Google Discoverには、コンテンツポリシーを満たしていない記事はそもそも表示されません。

・オリジナルではないコンテンツ
・執筆者や情報の配信元が明らかではないコンテンツ
・個人情報や機密情報の公開
・著作権を侵害しているコンテンツ
・露骨な性表現を含むコンテンツ
・暴力行為を描写するコンテンツ
・不快なコンテンツ
・エビデンスに基づかない医学的なコンテンツ
・特定の人物に対して攻撃的なコンテンツ
・危険行為・違法行為
・不正行為
・スパムとみなされるコンテンツ
など
参考:パブリッシャーセンターヘルプ|コンテンツポリシーhttps://support.google.com/news/publisher-center/answer/6204050

上記項目を含むコンテンツGoogleでは認められていません。Google砲を発生させるためには、コンテンツポリシーの確認は必須です。

一定の条件を満たして発生の確率を上げる

Webサイトをカスタマイズし、以下項目のようなユーザー目線のコンテンツ作りを意識することが大事です。

・サイトを視覚的に作り込む
・アイコン等の画像を用意しておく
・サイトに構成や記事のまとめ方が綺麗
・Googleにインデックスされている

トレンドを追う

Google砲の発生確率を高める方法としては、トレンドを追うことも大切です。例えば、音楽、スポーツ、ゲーム、エンタメといった最新情報を取り扱うことで、Google砲の発生確率を高めます。

その他、Google砲発生に関係しそうな施策

コンテンツポリシーを満たし、トレンドを追ったコンテンツ作りをしていたとしても、やはりGoogle砲が発生するとは断言しにくいです。可能な範囲内でGoogle砲発生に関係しそうな施策を行う必要があります。

・特化型サイトでコンテンツを作成する
・SNSで短時間に集中的にアクセスを増やす
・ユーザーに有益なコンテンツを作成する(直帰率や離脱率、滞在時間もみられている可能性があるため)
・公開時間を決める(朝にインデックス登録、昼に正式公開が望ましい)

また、文字量も関係していると言われています。例えば、500文字程度の記事であればGoogle砲を得られる確率は低くなります。一方で1000文字以上であればGoogle砲が発生する確率は上がります。ただし、文字量が全てではないため、ユーザーの為になるコンテンツを提供しているのであれば500文字程度でもGoogle砲は発生します。

Google砲の計測方法

ある日突然アクセス数が急増するGoogle砲ですが、増加の要因が「Google砲によるものなのか」を計測する方法があります。

Google アナリティクスからの計測

Google アナリティクスからの計測は、以下の手順で簡単に確認可能です。

1.Google アナリティクスのレポートから「行動」をクリックしてください。
2.「サイトコンテンツ」→「ランディングページ」に移動します。
3.セカンダリディメンションを開き、検索窓から「完全なリファラー」を検索し、クリック。
4.画面右上の「アドバンス」をクリックし、「ランディングページ」を開き、検索窓から「完全なリファラー」を検索し、クリック。
5.「完全なリファラー」のすぐ横にあるプルダウンメニューから「正規表現一致」を選択してクリック。
6.下記のコードをそれぞれ入力欄に入れて「適用」をクリックすると、Google砲を受けた記事のみが表示され、アクセスの発生数も確認できます。
googleapis.com
discover.google.com

Google Search Consoleからの計測

Google Search Consoleによる計測はアナリティクスよりも簡単です。というのも、Google砲を受けたと認識した時点で、Search Consoleの「検索パフォーマンス」という項目に「Discover」が追加されます。

それをクリックするだけで、DiscoverによるGoogle砲の表示回数やクリック率の確認が可能です。