他のチャットツールとの違い

ここからはMicrosoft Teamsと似た機能を持ったツールとの違いを紹介していきます。似た機能を持ったツールとしては、Slackやチャットワーク、kintone、Talknoteなどが挙げられます。特にチャットやオンライン会議ができるSlackとチャットワークは、Microsoft Teamsと似ており、よく比較されます。そこで、Slackとチャットワークの特徴を紹介しながら、Microsoft Teamsとの違いを見ていきましょう。

SlackとMicrosoft Teamsとの違い

Slackは日本でも有名なビジネスチャットツールですが、実はエンジニアに人気が高いツールになります。というのも、ITの知識があればどんどん機能を拡張でき、GoogleカレンダーやTwitterといった外部サービスと連携できるからです。他のツールも外部サービスと連携自体はできますが、Slackは連携できるサービス数が1,500以上とずば抜けています。

一方で、Microsoft Teamsなら最初から使えるカレンダーやノートといった機能が、Slackでは拡張機能を追加しないと使えません。また、Microsoft Teamsも200以上の有名どころの外部サービスと連携できます。たとえば、CRMオンライン会議システムなどです。Zoomとも連携できるので、Microsoft Teamsを使っておらずZoomを使っている人ともMicrosoft Teams上で通話ができてしまいます。

したがって、IT業界やITリテラシーの高い従業員が多く、積極的にカスタマイズをしたい企業ならSlack。ビジネスに必要な基本機能を手間なく使え、Officeソフトなどとの連携を手軽にしたいならMicrosoft Teamsがおすすめです。

ちなみに、無料版はSlackにもありますが、有料版は月額850円からなので、Microsoft Teamsよりも若干高くなっています。

参考:
チームワークの生産性をさらにアップ|Slack

【図解】おすすめビジネスチャットツール8選を徹底比較!導入の決め手は?|起業LOGt

チャットワークとMicrosoft Teamsとの違い

チャットワークは23万社に導入されている国産で最も有名なチャットツールです。通話もできますが、基本的にチャットがメインのツールで、Microsoft Teamsにはないタスク管理の機能があります。有名かつ直感的に使えるので、顧客や外部のパートナーとのコミュニケーションに使用する企業も多いです。

ただし、無料版だと通話は一対一でしかできず、Microsoft Teamsにあるカレンダーやノートの機能もありません。また、最も高いプランでも10GBのストレージのため、Microsoft Teamsのように資料やPR動画などをすべてツールで管理するのは、難しい場合も出てきます。

なお、料金プランは月額400円、500円、800円となっているので、単純なコミュニケーションをメインに使いたいならチャットワークがおすすめです。一方で、日本以外でのシェア率は、どうしてもMicrosoft Teamsに劣ります。したがって、海外とのコミュニケーションがあるならMicrosoft Teamsを採用すべきでしょう。また、容量の大きいデータやOfficeソフトのファイルも1つのツール上でやり取りしたいなら、Microsoft Teamsがおすすめです。

参考:
【図解】おすすめビジネスチャットツール8選を徹底比較!導入の決め手は?|起業LOGt

あなたにぴったりのプラン|ChatWork