シェアされやすい投稿とは?

それでは、具体的にどんな投稿であれば「シェアしたい」という気持ちが起きるのでしょうか。シェアされやすい内容は次の3つに大別できます。

有益な情報

最もシェアされやすいのが有益な情報にまつわる投稿です。自分の趣味・関心事にマッチングしており、かつ「自分が知らなかったこと」「実践してみたい」といった日常生活で役立つ投稿がこれに当たります。
例えば、

・在宅勤務で役立つライフハック
・ライティングする際に役立つサイト

といったようにカテゴライズされた分野で、なおかつ実生活に則した内容であればあるほど、シェアされやすいでしょう。「あまり知られていないけれど役に立つ」情報は、バズりやすいようです。

また、「プレゼントキャンペーン」といった懸賞をTwitterなどで行う企業も。このようにプレゼントや懸賞といった投稿は拡散されやすい傾向にあります。

災害などの緊急情報

今やSNSは、テレビやラジオに代わり緊急事態の情報を得られるツールでもあります。2011年の東日本大震災では、多くの企業や自治体が、SNSを活用し必要な情報をユーザーに届けたことは記憶にも新しいと思います。地震やニュースといった皆が知るべき緊急情報は、シェアされやすい情報であると言えるでしょう。

人の感情を動かすような情報

昨今では個人に限らず、企業までもが面白いユニークに富んだ投稿を行い、バズることも増えてきました。面白い、楽しい情報に限らず、日常生活で体験した感動する話、良い話などもSNSではシェアされることが多いようです。

また、人の感情に訴えかける投稿として、有名人の訃報、企業に対する怒りや不満といったものも同様にシェアされる傾向があります。喜怒哀楽の感情に訴えかけるような情報を投稿する際には、注意が必要だと言えるでしょう。

ユーザーの行動心理を踏まえた有益な情報の提供がポイント

「自分自身の価値を高めたい」という一種のブランディングとして、無意識的にシェアを行っている場合もあれば、面白い情報を気軽にリツイートする、などその行動心理はさまざま。自分の投稿ではない他人の投稿であることから、気軽にできる自己表現として使用しているユーザーも多く見られます。

企業にとって、上記に挙げたユーザーの行動心理を踏まえて「有益な情報を提供する」ことが、シェアされる一番の近道になるはずです。

参考:
なぜSNS拡散が発生するの?シェアする心理をわかりやすく解説!
人はなぜシェアをするのか?人間心理で紐解く「シェアの動機」
思わずシェアしたくなる“感情トリガー”、設計できてる?

世代別に異なるTwitterの活用傾向とは

ツールは1つ、使い方はさまざま。世代別Twitterの活用傾向

ツールは1つ、使い方はさまざま。世代別Twitterの活用傾向

Twitterはさまざまな世代が利用しているため、マーケティング施策においてターゲットの特徴を知らずに施策を実施してしまうと、思ったような結果が得られません。Twitterを利用しているユーザーの年齢層と年代別の利用傾向を知っておくことで、年代に合わせた的確なマーケティングが可能です。記事では、Twitterのユーザー傾向について解説します。