ビズリーチ、完全無料の求人サービス「スタンバイ」をリリース。担当者直撃インタビュー
5月26日、転職サイト「ビズリーチ」を運営する株式会社ビズリーチは、採用コスト完全無料の求人サービス「スタンバイ」をリリースしました。
今回、ferretでは、「スタンバイ」の概要とリリースした経緯、収益化や集客方法についてスタンバイ担当者の方にインタビューを行いました。
スタンバイはどのような機能?
企業は、無料で求人情報を作成・公開・管理でき、採用成約時の追加手数料も払う必要がなく、すべての採用サービスを無料で利用できます。
「スタンバイ」の求人情報作成・公開・管理サービスはクラウド上で提供され、企業はITに関する専門知識がなくても簡単に利用することができます。求人情報を管理画面に入力するだけで、わずか5分程で求人情報ページが作成できてスマートフォン向けのページも自動生成されます。また、サイト上で簡単に応募管理ができる点も特長です。
求職者に対しては、日本最大級の求人検索サービスを提供しています。スタンバイに掲載している企業の求人情報だけでなく、Web上に掲載されている日本中の求人情報(約300万件)を一括で検索できる求人検索サービスです。パソコンやスマートフォンアプリを使っていつでもどこでも簡単に効率的に検索できます。
初めた経緯は?
特に地方の中小企業が採用に非常に困っています。2015年版の「中小企業白書」によると、中小企業・小規模事業者の36.3%が人材を十分確保できていません。なにに困っているかというと、「コストが高い」と「採用のしかたがわからない」でした。また、38.2%が「人材不足が事業の維持・成長を阻害している」と回答しており、「コストが高い」という問題が解消されなければ、中小企業は採用できず、成長することができません。ゆくゆくは事業継承の問題にもなりかねません。そこで、我々は採用に関するコストを全て0円で提供し、中小企業でも採用できるサービスを作りました。地方の中小企業の採用がうまくいけば、企業が元気になる。地方の中小企業が元気になれば、日本全体が元気になると考えています。
収益化は?
将来的には、Googleと同じように、リスティング広告で収益化をしていく予定です。
しかし当面は、まずは多くの方に使われることを念頭に利用拡大に注力しています。
集客方法は?
オンラインでのマーケティング(リスティング広告やSEOなどの検索エンジン関連のマーケティング施策)も行いつつ、スタンバイに関する情報発信も積極的に行っていきます。幸いなことに、テレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」やNHKの「おはよう日本」をはじめ、TechcrunchやNewsPicksなど多くのメディアにも取り上げて頂きました。今後イベントへの出展も考えています。
まとめ
スタンバイは、しばらくは収益化を度外視して利用拡大に努めていく方針のようで、本気で「地方中小企業の採用についての課題を解決して日本を元気にする」ために手段を問わずに邁進されている印象を受けました。
かつてないビジネスモデルで、硬直化していた求人業界にイノベーションを起こす存在になると期待されているスタンバイの今後に注目です。
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- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- リスティング広告
- リスティング広告とは、検索エンジンの検索結果ページに、ユーザーが検索したキーワードに関連した広告を、有料で表示するサービスのことです。ユーザーの検索結果に連動した形で広告が表示されるため「キーワード連動型広告」「検索連動型広告」とも呼ばれます。
- オンライン
- オンラインとは、通信回線などを使ってネットワークやコンピューターに接続されている状態のことをいいます。対義語は「オフライン」(offline)です。 現在では、オンラインゲームやオンラインショップなどで、インターネットなどのネットワークに接続され、遠隔からサービスや情報などを利用できる状態のことを言う場合が多いです。
- マーケティング
- マーケティングとは、ビジネスの仕組みや手法を駆使し商品展開や販売戦略などを展開することによって、売上が成立する市場を作ることです。駆使する媒体や技術、仕組みや規則性などと組み合わせて「XXマーケティング」などと使います。たとえば、電話を使った「テレマーケティング」やインターネットを使った「ネットマーケティング」などがあります。また、専門的でマニアックな市場でビジネス展開をしていくことを「ニッチマーケティング」と呼びます。
- リスティング広告
- リスティング広告とは、検索エンジンの検索結果ページに、ユーザーが検索したキーワードに関連した広告を、有料で表示するサービスのことです。ユーザーの検索結果に連動した形で広告が表示されるため「キーワード連動型広告」「検索連動型広告」とも呼ばれます。
- SEO
- SEO(Search Engine Optimization)とは、GoogleやYahoo!などのサーチエンジン(検索エンジン)で、特定キーワードで検索が実行されたとき、ホームページが表示される順位を上げるためのさまざまな施策のことです。
- 検索エンジン
- 検索エンジンとは、インターネット上に無数に存在するホームページのデータを集め、ユーザーにそれらを探しやすくしてくれるサービスのことです。「検索サイト」とも呼ばれます。代表的な検索エンジンとしては、Yahoo! JAPANやGoogleなどがあります。また、大手検索エンジンは、スマートフォン向けのアプリも提供しており、これらは「検索アプリ」と呼ばれています。
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