Facebook広告のクリックカウントの仕組みを知っておこう
Web担当者の方は、Facebook広告のクリックがどのように計測されているかご存知でしょうか。
Facebook広告のCTR(クリック率)は向上しており、効果の高い広告媒体として注目されていますが、広告効果をしっかり把握するためにも、どのようにクリックがカウントされているのかを知っておくことが重要です。
今回は、Facebook広告のクリックカウントの仕組みについて解説します。
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Facebook広告とは
Facebook広告は、Facebook内で配信される広告を指します。
広告枠はタイムラインに流れるものや画面右側に表示されるものなど複数のタイプがあり、目的に合わせて選択できます。
性別や生年月日、居住地まで登録しているユーザーが多いため、ターゲティングの精度が高い点が特徴です。
設定自体は非常に簡単で、他広告媒体に比べると予算も少額で設定できるため、Web広告初心者にもオススメです。
課金方式はCPM(1,000回表示された段階で課金)とクリック課金(クリックされた段階で課金)の2つのタイプがあります。
では、クリック課金型の測定方法について説明します。
Facebook広告のCTRは上昇傾向に
Facebook広告の効果について、複数企業が調査結果を発表していますが、どの調査でも概ね良好な結果が出ているようです。
参考:
Facebook広告のCTRが前年同期比で99%アップ ─米AdobeのQ2レポートから | Unyoo.jp
adobe社の調査によると、Facebook広告のCTRは前年比で99%の伸びを示しています。
インプレッション数は前年比47%も減少しているにも関わらず、クリック数自体は12%も伸びており、Facebook広告のターゲティング精度が急速に上がっていることが見て取れます。
このように、高い効果が期待できるFacebook広告ですが、クリック自体はどのようにカウントしているのでしょうか。
Facebook広告のクリックカウント方法について
Facebookは、2015年7月にクリックカウント方法を変更しています。
参考:
CPC増、CTR減に…Facebook広告がクリックカウントを変更 #販促会議 | AdverTimes(アドタイ)
従来までは、「いいね!」や「シェア」、「コメント」も1クリックとして測定され、課金対象とされていましたが、7月9日以降は自社ホームページへの遷移やアプリのインストールが発生した時点で課金が発生する形式となりました。
この変更により、企業側にとってはコンバージョンに近いアクションのみが課金対象になるため、より効率的な運用が可能です。
まとめ
Facebook広告のCTRは上昇傾向にあり、他広告媒体よりも良い結果を生み出していましたが、これまでは必ずしもコンバージョンに結びつかないアクションまで測定対象となっていたための結果だともいえます。
今後課金対象を絞ることで、CTRはほぼ確実に落ちることが予想されます。
しかし無駄なクリックを省き、コンバージョンに繋がっているかどうかを明確にしようとするFacebookは、目先の利益ではなく、出稿主との良好な関係を維持することを重視しているようです。
いずれにせよ、広告出稿側にとっては嬉しい変更なので、Facebook広告を運用しようか迷っている方はぜひ一度気軽に始めてみてはいかがでしょうか。
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