GoogleAdsenseを運用するうえで、広告が停止してしまう可能性があります。
停止となる理由の多くは、GoogleAdsenseのポリシーに違反していることが原因で、個人・法人に限らずGoogleAdsenseの広告収入を得ているサイト運営者にとっては死活問題となります。
広告が停止してしまう前に、ポリシー違反しないための情報収集をしておくことが重要です。

今回は、万が一、GoogleAdsense広告が停止された際の再開させる対応策について一連の流れと共にご紹介します。

ポリシー違反のメッセージが届く

GoogleAdsense広告が停止されるといっても、ある日いきなり停止されるというわけではありません。
停止前に事前メッセージがあり、以下のような大まかな流れによって停止の有無が決定します。

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メッセージは、GoogleAdsenseアカウントと連携しているアドレス宛に、「Adsenseポリシーに沿った内容に修正してください」という旨のメールが届きます。
同様の内容がGoogleAdsense管理画面にも表示されるようになります。

尚、メッセージを受け取ってから3日間の猶予期間が与えられるため、その期間中の対応が必要になります。
GoogleAdsense広告の停止を防ぐのは、時間との戦いでもありますので、メールの見逃しがないように小まめにチェックしましょう。

3営業日以内に疑わしい箇所を修正

メッセージが届いてから、GoogleAdsense広告が停止されるまでの猶予期間は3日間です。
この間に規約違反になっている箇所を修正できれば、広告の停止を防ぐことができます。
規約違反に該当する箇所については、受け取ったメッセージに内容が記載されていますので、そちらを元に修正していきます。

しかし、残念ながらメッセージには具体的な問題箇所までは細かく指示されておらず、怪しいと思う箇所は手当たり次第修正する必要があります。

Googleからの自動審査

メッセージが届いてから3営業日後、Googleからの自動審査が行われます。
この段階で、規約違反が改善されていれば、GoogleAdsense広告は停止されません。

そのため少しでも猶予をもって作業に当たれるよう、違反メールの受信をしっかり確認できる環境を整え、届いたら即座に対応するようにしてください。

サイト上の広告がすべて停止

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前述の猶予期間である3日以内に、何らかの理由で対応出来ない場合、そのままGoogleAdsense広告が停止され、サイト上に表示されていた広告がすべて表示されなくなります。
また、この状態はGoogleAdsenseのアカウントが凍結されているわけではないので、問題箇所を修正して再審査を行えば、再びGoogleAdsense広告を再開させることができます。

疑わしい箇所の修正

届いたメッセージをしっかりと確認して、GoogleAdsenseの規約違反と思わしき箇所を修正してください。
違反内容は、メッセージに概要が記載されてますので、サイトの修正を進めていきましょう。
すでに広告が停止されているため、明確な期限はありませんが出来る限り早めの対応をオススメします。

再審査の申し立て

違反箇所の修正が完了したら、届いたメッセージ文末の「申し立て」からGoogleに再審査の申し立てを行ってください。
メッセージから3日後に行われた自動での再審査以降の再審査は自分から申し立てを行わなければなりません。
申し立てを送る際は、500文字以内で、修正内容を具体的かつ簡潔に送りましょう。

Googleからの再審査

再審査の申し立てを行ったら、あとはGoogleからの返信を待ちます。
状況によっては、Googleからの返信に数日~数十日もかかってしまう事があります。
念のため、この間に修正の見落としが無かったかなどを再確認するのも良いでしょう。