本記事で学ぶ内容

・プロモーテッドポストとは何か理解できる。
・プロモーテッドポストの具体的な配信方法を理解できる。
・効果的な配信とコツについて考えられる。

Facebook広告でもっとも利用しやすい広告はプロモーテッドポストです。プロモーテッド広告、プロモーテッドアドなどと呼ばれています。投稿自体をより多くの人に見せることに特化した広告です。

逆に言えば、Facebookページでの投稿は「いいね!」をしてもらった人、すべてには表示(リーチ)されていないことを示唆しています。

本記事では、Facebookページ運用で重要なプロモーテッドポスト(広告)について解説します。

プロモーテッドポストとは

プロモーテッドポストとは、おもにFacebookページで投稿した、その投稿自体をいろいろな人に見てもらうための広告です。

通常のFacebook広告が、Facebookページに「いいね!」をしてもらうために出稿したり、自社ホームページへ誘導するために配信するものとは異なります。

それらの広告とは違い、プロモーテッドポストはより簡単に出稿できることが特徴です。

エッジランクとは

「Facebookの投稿って「いいね!」してくれたすべての人に届いてるのではないの?」と思われる方も多いのではないでしょうか。しかし、実際はそうではあります。

下図のように、ユーザーの好みに合わせた投稿が取捨選択されて表示されています。

ある調査では、投稿したうちの1割程度しか表示されていないケースもあるものなのです。つまり、10回投稿してはじめて1回目につく、という計算です。このように投稿が選択され表示される、その内部的な格付けを、エッジランクといいます。

つまり、より多く投稿を見てもらうためには、プロモーテッドポストを使うことが有効的です。

プロモーテッドポストのメリット

プロモーテッド・ポストのメリットは出稿のしやすさです。

Facebookページから投稿すると、管理者からは、その投稿の下に「投稿の広告を出す」と表示されます。それをクリックし、ターゲットと予算を決めるだけ出稿できます。

予算がオーバーしてしまっても、都度その旨のお知らせが入ります。規模に応じて増額したり、停止させたりすれば良いのです。

また、広告も期限と予算で終了を設定できますので、不安になりにくい設計も好感がもてます。

そして、さらなるメリットはその効果がはっきりと見えることです。

投稿への「いいね!」は気軽に押せる意思表明です。Facebookページのファンが多ければ多いほど反応はあるでしょう(投稿時に画像があったほうが効果的)。広告を配信したと実感ができ、次へのモチベーションにつながることが最大のメリットといえるかもしれません。

投稿を広告にする設定

Facebook広告では、1日の予算や期間、ターゲットを設定できます。

そして、その結果、以下の成果がわかります。とくに、リーチは圧倒的に増えますので、それだけでもFacebook広告の効果を実感できることでしょう。

・リーチ 広告配信された先の人数。
・インプレッション 広告の総配信数。
・クリック数 「いいね!」などクリックされた数。
・クリック率(CTR) クリック数÷インプレッション数

その他、消化金額や、クリック当たりコスト(CPC)、1,000インプレッション当たりコストなどがわかります。

一方で、どんな投稿や画像がアクションなど成果に結びつくのかなど、小額でも何回も試行錯誤することが良いでしょう。ある程度「いいね!」をしてくれるユーザーの傾向もわかってくるはずですので、そうしましたら、また次の投稿に生かす、というサイクルがまわせるようになります。

このようにし、プロモーテッドポストは、手軽さと試行錯誤のしやすさが魅力といえます。そして、その運用の先にはファンとの交流という信頼関係が構築され、あなたのビジネスをより有利にすることでしょう。

ここがポイント

・プロモーテッドポストはもっとも手軽で効果を実感できるFacebook広告。
・投稿をすぐに広告として多くの人に見せられる
・予算や期間を決め、小額でも何回も試行錯誤することで投稿の精度をあげよう。

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