設定したペルソナは定期的に見直す

しっかり設定したペルソナでも、それが実際のユーザーと乖離しているのであれば変更する必要がありますので、一度設定したら終わりではありません。

例えばペルソナを設定し、ホームページを作成しても、コンバージョンが発生しなければそもそもペルソナの設定が間違っている可能性がありますので見直す必要があります。

実際にコンバージョンしたユーザーとペルソナを定期的に比較し、両者の間に大きな差がないか検証しましょう。差があるのであれば実在のユーザーに近い設定に修正し、場合によってはホームページの内容も変更する必要があります。

ホームページをリリースする前に設定したペルソナはどうしても推測の割合が多くなります。公開後、コンバージョンしていただいたユーザーの一人一人がリアルなペルソナであり、大変貴重な資産となります。
できるだけ彼らとコミュニケーションをとり、彼らが求めているものが何なのかを徹底的に追求し、ペルソナに落としこむということを繰り返しましょう。

まとめ

ペルソナを設定することで、
・ホームページで訴求するポイントがわかりやすくなる。
・チーム内の認識のブレを限りなく小さくすることができる
(ホームページ制作を外部にお願いする際もコンセプトが伝わりやすくなる)
というメリットがあります。なので、ホームページを作成するまえにペルソナ設定をすることは非常に重要です。
しかし、ホームページ公開後、リアルなユーザーとのコミュニケーションを取り合い、乖離が大きいと判断した場合はペルソナを変更することも厭わずやらなければいけません。(提供するサービス内容によっては複数人ペルソナが必要になる場合もあります。)
繰り返しになりますが、大事なのはリアルなユーザー視点を常に持っていることです。