「文章力アップしたいが添削されるのは嫌いだ」「集客できる文章の書き方が知りたい」「レポートやビジネス文章で他の人に差をつけたい」そんなお悩みを抱えてはいませんか?

今すぐ実践、簡単に文章力があがるテクニックを10ご紹介します。

1.「文章力をあげることは、個性を殺すことではない」と認識する

添削を嫌う方のなかには、過去に教師や親から添削され、自分の個性を否定された経験をもつ人もいるでしょう。添削者から「不必要だ」といわれる表現・言い回しのなかには、その人らしさが表れることもあります。

あなたの表現、あなたの言い回しはもって生まれた大切なもの。文章力をあげることは、あなたの個性を殺すことではありません。そう思うことが、添削への苦手意識をなくす第一歩です。

2.文章力はデッサン力であると理解する

文章力とは、絵画にたとえるとデッサン力です。ピカソは高いデッサン力をもっていたからこそ、数々の傑作を世に送りだしました。
デッサン力とは、個性を前面に出すことをおさえ、ものを正確に描写する能力のことです。同様に文章力とは、自分のいいたいことを過不足なくクリアに表現する力です。自分の個性は殺さず、おさえているだけです。

参考:
tomtsuboの日記 99%の人が知らない「文章の書き方」

3.目的にあったスタイルを選択する

ピカソの「ゲルニカ」がいかに美術的な価値があっても、写実的な絵を求める人にはなんの値うちもありません。同様に、ビジネスや学術レポートといった場面では、個性をおさえたクリアな文章に価値があります。

日記なら日記に向いた文章、ビジネスならビジネス。目的によって、文章のスタイルを使いわけましょう。小説であっても純文学とライトノベルでは、読者層も求められる内容も違います。柔軟にスタイルを変えることが、読まれる文章を書くコツです。

4.自分の主張に自信を持つ

「こんなこと、書いてもいいのかな…」「こんな風に断言できないよね…」と弱気な姿勢でいると、人を引きつけるよい文章にはなりません。ビジネスや学術レポートでは、自説を通すために人を説得する必要があります。自信をもって堂々と主張しましょう。

5.かっこいいエリートになりきって書く

「ものすごく頭が切れるかっこいい人」を演じるつもりで書きましょう。極端かもしれませんが、東大卒で年収一億円の弁護士。そのような立場の人が言いそうな口調で書きます。自然と、歯切れが良く自信のある文章になります。ただ書く文章によって、エリートの意味は変わってきますので、そこのエリートになりきることが重要です。

もっとも、知識をひけらかすような、鼻につく文章にならないよう気をつけましょう。それは「頭はいいがかっこわるい人」の文章です。本当の一流は、自信があっても謙虚です。

参考:
「間抜けで気持ちの悪い文章」を書くために知っておかなければいけない6つのテクニック

6.プロット(草案)を作成する

まとまった分量の文章を作成する場合、事前にプロットを作るのがおすすめです。文章の骨組みを事前に決めておきます。細かく書く必要はなく、言いたいことを箇条書きにするだけでOKです。これだけで劇的に文章がよくなる人もいます。

参考:
ピクサーに学ぶ!人を魅了するストーリーライティングの22のルール