テレアポは、お断りを受ける回数が非常に多い営業活動の一つです。

業種にもよりますが、例えば100件電話をかけたうち90件以上はお断りを受けるのが当たり前な世界です。
顔が見えない分ぞんざいに扱われやすく、コミュニケーションを取る部分が声しか無いため、いかに話だけで相手を引きつけることができるのかが重要です。

また、「新規営業の電話は取り次がないように」と教育を受けている受付担当も多いため、話したい相手に取り次いでもらえないことも多いです。

「断りを受けることが多くて辛い」
「電話口の人に冷たくされるかもと思うとテレアポをするのが怖い」
「やらされ仕事に感じてくる」

このような苦手意識を抱いた結果、テレアポに対するモチベーションが下がったという経験は誰しもがあるはずです。

今回は、テレアポする際に役立つモチベーションの維持方法をご紹介します。

まずは小さな目標を立てる

テレアポは電話をかけてアポイントを取る行為のため、「アポイントの取得数」に目が行きがちです。
ですが最初からそれだけを目標としてしまうと、アポイントを取得できなかった時にモチベーションが下がってしまいます。

まずは、「50件電話をかける」「10件受付突破をする」など小さな目標を設定し、それを確実にクリアするところから始めましょう。
大小に関わらず成功体験を積むことの大切さについては、下記の引用記事を参照していただければと思います。

記録をする

テレアポの結果を、記録として毎回残しましょう。
ダイエットでもよく、食べたものや体重を記録することが大切と言われますが、テレアポにおいても記録して残しておくことが重要です。
具体的な記録内容としては、「架電件数」「受付突破件数」「アポイント取得件数」等です。

毎回記録をすることで、日々の成長を感じることができます。
また、思うようにアポイントが取れない時は過去のデータを見返し、今何を改善すれば良いか考えることができます。
何よりモチベーションが下がった時に記録を見返すことで、今までの頑張りを再確認することが可能です。

テレアポをする際は、自身の架電状況を記録としてしっかり残す癖をつけましょう。
だんだんと記録をすることが楽しくなってくるはずです。

毎日新しいことに挑戦する

人間は基本的に、飽きる生き物です。
毎日同じ口調・同じ手法でテレアポをしていると作業化してしまい、モチベーションが下がってしまいます。

話し出しを変える、質問の仕方を変える、話すトーンを変える等、毎日新しい工夫をすることがおすすめです。
また、色々な手法を試すことで、思いがけず自分の得意とするテレアポスタイルが見つかることもあります。

昨日と全く同じことをするよりも、少しでも変化をつけて自分自身が飽きない工夫をしましょう。

しっかりと休憩時間を作る

テレアポは座りながらするものですが、1日に何十人・何百人と話をするため大変体力を使います。

疲れていては声にハリもなくなってしまいますし、電話口の相手にも疲れが伝わってしまいます。
あらかじめテレアポをする時間と休憩する時間を決め、メリハリのあるスケジュールを組みましょう。

まとめ

テレアポは断られることが多く、モチベーションを維持することが難しいですが、工夫次第で楽しく成果を収めることが可能です。
アポイントが取得できないためモチベーションが下がる、モチベーションが下がるからアポイントが取得できない。

そのような負の循環が起こらないためにも、日々自身で改善を加えて成功体験を積み、それを記録することが大切です。