これは考えさせられる・・・働き方について読んでおきたい事案9本+決まりごと+1
9.長時間労働を常態化
熱量、根性、気合、など雇用者側の論理で、社員を縛るケースも少なくありません。一部のメディアで、有名企業の雇用実態が明かされる事案がありました。
終わりが無く、社員を疲弊するだけの仕組みであれば、それはいつか自分に降り掛かってくるはずです。お互いが納得の上で働ける環境よりも、過度の価値提供はどこかで無理が来てしまうでしょう。
「柳井正は人として終わってる」 鬱→休職→退職の新卒社員が語るユニクロの人材使い捨てぶり:MyNewsJapan
ソーシャルでの反響:はてなブックマーク - 「柳井正は人として終わってる」 鬱→休職→退職の新卒社員が語るユニクロの人材使い捨てぶり:MyNewsJapan
・本部社員ならマジで10人いたら1人以上は鬱病休職経験者。
・えてして"社長がスーパーマン"な企業は社員が疲弊しますね…。
・これがドラマなら、社員全員が辞表を叩きつけてキムタクの元に行くのだが
追記 ユニクロのサービス残業を告発した書籍が話題です。
参考リンク:時事ドットコム:ユニクロの敗訴確定=「過酷労働」記事めぐり-最高裁
10.労働に関する決まりごと
人を雇用するということは、その人の人生に積極的に介入するということです。お互いがルールを守り、気持よく成果をあげたいはずです。
そのルールを、双方が正しく理解することは、雇用の第一歩といえます。ただ、それを学ぶ機会がなかなかないのが現状で、このまとめはとても参考になります。
ソーシャルでの反響にも参考になるコメントが多数あり、非常に勉強になります。
人を使う立場(=使用者)なら絶対知っておくべき「労働法」の基本 - Togetterまとめ
ソーシャルでの反響:はてなブックマーク - Togetter - 「人を使う立場(=使用者)なら絶対知っておくべき「労働法」の基本」
・基本は労働法を駆使した労働者の自力救済。
・「新入社員なら絶対しっておくべき・・・」にタイトルを変えても成り立つ。
・有給休暇の取得には理由は必要ない(使用者には時季変更権のみしかない)とかも基本。
まとめ
雇用する側とされる側、発注者と受注者、そしてクライアントやユーザー、それぞれの利益が異なる以上、そのバランスはつねに協議するほかありません。
しかし、その話し合いのための時間もなくなってしまう、そのようなモラルさえも欠けてしまう、そんなとき不幸な事案が起きてしまうと思います。
実際には、そんな余裕があること自体がキレイごとなのかもしれません。しかし、せめて気持ちのうえでは目指したいものです。
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