具体的なパラメータのつけ方

パラメータはつけ方を間違えてしまうと正しく機能しないばかりか、無効なURLを作ってしまう可能性があります。
決して難しい仕組みではないので確認しておきましょう。

パラメータとURLの間はクエスチョンマーク(?)で区切ります。パラメータと値はイコール(=)で繋ぎます。
各パラメータと値のペアはアンパサンド(&)で区切ります。

例:URL?変数1=値1&変数2=値2&...&変数n&値n

もともとパラメータがないURLURLの末尾に?が含まれていない)場合は、元のURL「?utm_source=line&utm_medium=message&utm_campaign=160921」とつけます。

一方でパラメータが既に設定されている場合、つまり「https://example.com/item?id=4」のようなURLである場合はパラメータの先頭の?を&に変えて「https://example.com/item?id=4&utm_source=line&utm_medium=message&utm_campaign=160921」としましょう。

パラメータの設定を手動ですることに不安があれば、Googleの「URL生成ツール」を利用すると良いでしょう。フォームにしたがって入力するだけで適切なパラメータが出力されます。

念のため配信する前に元のページが正しく表示されるか確かめておくと良いでしょう。

パラメータをつけるとURL全体が長くなるため見た目が不恰好になることがあります。
見た目だけではなく、ユーザーによっては不信感を与える可能性があるでしょう。

あまりに長くなるようであればGoogleが提供している「Google URL Shorter」などのリンク短縮サービスを利用すると良いでしょう。
追記(2018/04/03):2018年3月30日、Googleは同社のURL短縮サービス「Google URL Shorter」のサービス終了を発表しました。同年4月13日から匿名ユーザーの利用が停止され、翌年3月30日以降は完全に新規作成ができなくなる予定です。

パラメータをつける上での作業簡略化のコツ

1週間に何度もパラメータ付きのURLを用意することになると思うので、パラメータをPCのユーザー辞書に登録しておくと、すぐに呼び出すことができ作業簡略化になります。
また、ページを管理しているエクセルやスプレッドシートがあれば、元のURLとパラメータを結合して投稿用のURLを作成するセルを用意しておくのも良いでしょう。

まとめ

現状の数値を把握しないことには、適切な改善を行うことはできません。
URLに適切なパラメータを設定して、感覚による運用からデータに基づく運用へと切り替えていきましょう。