Googleアナリティクスでよく使われるパラメーターとは
この記事は2014年9月11日に公開された記事を再編集したものです。
本記事で学ぶ内容
・パラメーターとは何かを理解できる。
・Googleアナリティクスでよく使うパラメーター例を習得できる。
・アクセス元不明の原因を理解することができる。
Googleアナリティクスで、アクセスのきっかけを知ることはとても大切です。
しかし、アプリ経由だったり、メールソフト経由だったり、その経由元がホームページでない場合は、正しくデータが残りません。これはGoogleアナリティクスに限らずアクセス解析ツールの限界でもあります。
しかし、パラメーターというテクニックを使いますと、そのような原因不明のアクセス元を少しでも減らすことができます。
今回は、パラメーターとは一体何か、パラメーターを使って正確な数字を把握する方法をご紹介します。
パラメーターとは
パラメーターとは、データを受け渡す処理全般をさします。ホームページに限った技術ではなくIT全般で使われる言葉です。
たとえば、「名簿」というデータベースに、「性別」というパラメーターに「男性」という値を渡す、といった使い方です。このようにして情報は、パラメーターとそのペアとなる値によってデータが格納されます。
それは、検索エンジンなどでも使われているのです。
http://search.jp/search.php?keyword=無料
例えば上記のような検索エンジンがあったとき、「keyword」というパラメーターに「無料」という値(検索キーワード)を渡して検索処理をする、といった具合です。
このように、パラメーターはじつは既に私たちのネット生活に浸透している技術なのです。なお、パラメーターの前につく「?」は、パラメーターをURLに付加するための接続詞のようなものです。
ウェブサイト運営における重要性
では、パラメーターは、ウェブサイト運営においてどのように活用されているのでしょうか。
その多くは、アクセスの理由がわからないといった、データ不明の状況を解消するために使われています。
現在の多くのアクセス解析ツールでは、アクセス前の状態もウェブサイトであることが前提で作られています。つまり、アプリで投稿されたURLをクリックしてアクセスされる、メールソフトでメルマガ内のURLをクリックして訪問される、直接URLを入力してアクセスされる、といった場合には、実はアクセス元不明、とカウントされてしまうのです。
これを少しでも解消するために、パラメーターは使われているのです。
パラメーターの運用例
1.ヤフーの検索広告経由
http://ferret-plus.com/?utm_source=**yahoo**&utm_medium=**cpc**
ヤフーの検索広告経由と分類されます。
2.ソーシャル経由
http://ferret-plus.com/?utm_source=**Facebook**&utm_medium=**social**
Facebookというソーシャル経由と分類されます。
3.メルマガ経由
http://ferret-plus.com/?utm_source=**20141101**&utm_medium=**email**
メールソフト経由であっても2014年11月1日のメルマガ経由と分類されます。
いかがですか?
上記例にはパラメーターがついていますね。Googleには「カスタムキャンペーン」という機能があり、これを付けておくとGoogleアナリティクス上で指定したキャンペーンとして分類されてデータが表示されます。
これは、Googleアナリティクスが、URLのパラメーターに、
?utm_source=~&utm_medium=~
とついていたら、分類を調整せよ、と機能するからです。
~の部分は
utm_source=媒体名
utm_medium=大分類
というルールに基づいて記載しますが、基本的に変えて良いのは、utm_source=媒体名くらいです。
上記の例ですと、Twitterにリンクを載せるときは、FacebookをTwitterにする、などです。
このような施策を運用するとに、誘導のためのURLを付加してアピールすると思いますが、そのとき、アクセス元不明にならないために、このようなパラメーターを付けて運用するのです。
付与できるカスタムキャンペーンのパラメーター
内容 | パラメーター | 必須か否か | 例 | 詳細 |
---|---|---|---|---|
キャンペーンの参照元 | utm_source | 必須 | google,yahoo | 検索エンジンやニュースレター名などのソースを指定します。 |
キャンペーンのメディア | utm_medium | 必須 | cpc,email | メールや CPC 広告などのメディアを指定します。 |
キャンペーンのキーワード | utm_term | 否 | ランニング | 有料検索で使用。キーワードを追いたい場合などに指定します。 |
キャンペーンのコンテンツ | utm_content | 否 | logolink,textlink | A/B テストやコンテンツターゲット広告で使用。 |
キャンペーン名 | utm_campaign | 必須 | 正月のセール | 特定商品のプロモーションキャンペーンや戦略的キャンペーンを識別できます。 |
Googleが自動分類してくれる「キャンペーンのメディア」
Googleは「キャンペーンのメディア」の値にGoogleが決めているパラメーターを付与すると、「集客サマリー」や「チャネル」などに自動でそのパラメーターが何なのかを班別して分類してくれる機能があります。
具体的には下記です。こちらをぜひ活用していきましょう。
チャネル | メディア(utm_medium)の値 | 反映される場所 |
---|---|---|
有料検索 | cpc,ppc,paidsearch | 集客サマリー、チャネル、有料検索、マルチチャネル |
ディスプレイ広告 | display,cpm,banner | 集客サマリー、チャネル、マルチチャネル、一部の有料検索 |
その他の広告 | cpv,cpa,cpp,content-text,affiliate | 集客サマリー、チャネル、マルチチャネル、一部の有料検索 |
ソーシャルネットワーク | social,social-network,social-media,sm,social,network,social media | 集客サマリー、チャネル、マルチチャネル、ソーシャル |
メール | 集客サマリー、チャネル、マルチチャネル |
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- ページ
- 印刷物のカタログやパンフレットは、通常複数のページから成り立っています。インターネットのホームページもまったく同じで、テーマや内容ごとにそれぞれの画面が作られています。この画面のことを、インターネットでも「ページ」と呼んでいます。ホームページは、多くの場合、複数ページから成り立っています。
- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- アクセス解析ツール
- アクセス解析ツールとはホームページに訪れるユーザーがどのような経路で、何に興味を持って訪問しているのかを分析することをアクセス解析と言います。また、アクセス解析においてアクセス情報を収集して、それを解析する手法のことをアクセス解析ツールと言います。様々なアクセス情報を分析することで、ホームページを運用、改善していくことに役立てます。
- ページ
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- データベース
- データベースとは、複数のアプリケーションまたはユーザーによって共有されるデータの集合体のことです。特定のテーマに沿ったデータを集めて管理され、検索や抽出が簡単にできるようになっているものを指します。
- 検索エンジン
- 検索エンジンとは、インターネット上に無数に存在するホームページのデータを集め、ユーザーにそれらを探しやすくしてくれるサービスのことです。「検索サイト」とも呼ばれます。代表的な検索エンジンとしては、Yahoo! JAPANやGoogleなどがあります。また、大手検索エンジンは、スマートフォン向けのアプリも提供しており、これらは「検索アプリ」と呼ばれています。
- 検索エンジン
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- URL
- URLとは、「Uniform Resource Locator」の略称です。情報がどこにあるのかを示すインターネット上の住所のようなものだと考えるとわかりやすいでしょう。各ページのURLは、インターネットブラウザの上部に文字列として表示されています。日本語では「統一資源位置指定子」という名称がついていますが、実際には日本でもURLという語が使われています。
- アクセス解析ツール
- アクセス解析ツールとはホームページに訪れるユーザーがどのような経路で、何に興味を持って訪問しているのかを分析することをアクセス解析と言います。また、アクセス解析においてアクセス情報を収集して、それを解析する手法のことをアクセス解析ツールと言います。様々なアクセス情報を分析することで、ホームページを運用、改善していくことに役立てます。
- アプリ
- アプリとは、アプリケーション・ソフトの略で、もとはパソコンの(エクセル・ワード等)作業に必要なソフトウェア全般を指す言葉でした。 スマートフォンの普及により、スマートフォン上に表示されているアイコン(メール・ゲーム・カレンダー等)のことをアプリと呼ぶことが主流になりました。
- URL
- URLとは、「Uniform Resource Locator」の略称です。情報がどこにあるのかを示すインターネット上の住所のようなものだと考えるとわかりやすいでしょう。各ページのURLは、インターネットブラウザの上部に文字列として表示されています。日本語では「統一資源位置指定子」という名称がついていますが、実際には日本でもURLという語が使われています。
- メルマガ
- メルマガとは、電子メールにて発信者が、情報を配信する手法の一つで、『メールマガジン』の略です。 一部有料のものもありますが、多くのメルマガは購読も配信も無料で行っています。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- メルマガ
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- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
- キャンペーン
- キャンペーンとは、インターネット上のサイトにおいて、ファン数を増やし、購買行動を促すためにおこなう懸賞キャンペーンなどのマーケティング活動のことです。キャンペーンにはファン数を増やすだけでなく、ファン獲得以上のリアル店舗の来店者数を増やす、資料請求者を増やす、実際の購買を増やすなどの目的があります。
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- URL
- URLとは、「Uniform Resource Locator」の略称です。情報がどこにあるのかを示すインターネット上の住所のようなものだと考えるとわかりやすいでしょう。各ページのURLは、インターネットブラウザの上部に文字列として表示されています。日本語では「統一資源位置指定子」という名称がついていますが、実際には日本でもURLという語が使われています。
- Twitterとは140文字以内の短文でコミュニケーションを取り合うコミュニティサービスです。そもそもTwitterとは、「小鳥のさえずり」を意味する単語ですが、同時に「ぺちゃくちゃと喋る」、「口数多く早口で話す」などの意味もあります。この意味のように、Twitterは利用者が思いついたことをたくさん話すことのできるサービスです。
- リンク
- リンクとは、インターネット上では、あるページの中に記された、他のページの所在を表す情報のことを「ハイパーリンク」と呼び、これを略した言葉です。リンクのある場所をクリックすると、他のページにジャンプするようになっています。
- URL
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- キャンペーン
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- 検索エンジン
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- キャンペーン
- キャンペーンとは、インターネット上のサイトにおいて、ファン数を増やし、購買行動を促すためにおこなう懸賞キャンペーンなどのマーケティング活動のことです。キャンペーンにはファン数を増やすだけでなく、ファン獲得以上のリアル店舗の来店者数を増やす、資料請求者を増やす、実際の購買を増やすなどの目的があります。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- キャンペーン
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- コンテンツ
- コンテンツ(content)とは、日本語に直訳すると「中身」のことです。インターネットでは、ホームページ内の文章や画像、動画や音声などを指します。ホームページがメディアとして重要視されている現在、その内容やクオリティは非常に重要だと言えるでしょう。 なお、かつてはCD-ROMなどのディスクメディアに記録する内容をコンテンツと呼んでいました。
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- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
- キャンペーン
- キャンペーンとは、インターネット上のサイトにおいて、ファン数を増やし、購買行動を促すためにおこなう懸賞キャンペーンなどのマーケティング活動のことです。キャンペーンにはファン数を増やすだけでなく、ファン獲得以上のリアル店舗の来店者数を増やす、資料請求者を増やす、実際の購買を増やすなどの目的があります。
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- Googleとは、世界最大の検索エンジンであるGoogleを展開する米国の企業です。1998年に創業され急激に成長しました。その検索エンジンであるGoogleは、現在日本でも展開していて、日本のYahoo!Japanにも検索結果のデータを提供するなど、検索市場において圧倒的な地位を築いています。
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- ディスプレイ
- ディスプレイ(display)とは、文字や図形を表示する装置のことを言います。 テレビと同じ原理のCRTディスプレイや、設置面積が小さく消費電力の少ない液晶ディスプレイや、ガス放電を利用したプラズマディスプレイなど、種類も多くあります。
- 広告
- 広告とは販売のための告知活動を指します。ただし、広告を掲載するための媒体、メッセージがあること、広告を出している広告主が明示されているなどの3要素を含む場合を指すことが多いようです。
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