ライティングをする上で、より多くの人に読まれる記事を書けるようになるにはそれなりの時間も量も必要となります。

ブログや各種SNSなどの短文を書く場面から、ライターとして記事を書く場面まで、ライティング力が必要となることは多々ありますが、そもそも読みやすい記事を書くためには、いくつかの「コツ」があります。

今回は、読みやすい文章を書くために最低限おさえておきたいコツをご紹介します。
特にライティング初心者の方が少しでもはやく読みやすい記事を書くために必要な要素ですので、必ず一読しておくことをオススメします。

読みやすい文章を書くために最低限おさえておきたいコツ7選

1.時間を設定する

まず、記事を書き始める前に時間配分を決めておくことをオススメします。
記事を書くと一言で言っても、下記でご紹介するようにペルソナや見出しの設定から情報収集、構成、ライティング、画像編集などさまざまな業務があります。

記事を書き始める前に必要な作業をあらかじめリストアップし、それぞれ何分以内で済ませるのかタイムスケジュールを組んでおくと、気が付いたら一文字も書けていないのに時間だけがすぎてしまった、という状況を脱することができます。

ひとつの記事を仕上げるために最低限必要な作業をリストアップしておきますので、ぜひ参考にしてみてください。

・記事のおおまかなテーマ設定
・ペルソナ決め
・情報収集
・見出し決め
・構成決め
・使用する画像編集
・タイトル決め
・ライティング
・作成した記事の見直し

2.ペルソナを決める

時間設定やおおまかなテーマ出しを済ませたら、次はペスソナを決めます。
書く記事が「誰の・何(の問題を)・どのように」解決するものなのか、詳細まで固めておくと、ライティングする際に軸がぶれずに書きやすくなります。

例えば、10代の女子高生に向けて書く記事で「アンチエイジング」「しわ・シミに効く」といった内容であれば、ターゲットとする女子高生には興味のない内容になります。

このように、読まれる記事を書くためにはペルソナ設定が重要な鍵を握っているといっても過言ではありません。
記事を書き始める前に、必ず設定するようにしましょう。

また、ペルソナ設定は、記事を書くだけではなく、ビジネスを行う上で必ず必要になる要素です。
ペルソナ設定の方法については、ferret内のイカのページで詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

参考:
ホームページ運営に欠かせない!ペルソナの設定方法とは?|ferret

3.見出し(構成)を決める

続いて、見出しを決める必要があります。
どのような文章の流れにするのかを先に決めておくことで、ライティングしやすくなるからです。

ただ文章を並べただけの記事は、読みやすさとは程遠くなります。
書き始める前に、マインドマップなどを利用して記事の骨組みを整えることから行いましょう。

4.時間をおいて再度見直す

書いてすぐに見直しても「間違いはないはず」と先入観が無意識に働いて、誤字脱字や文章の流れがおかしい部分に気がつけないケースは多々あります。

記事を見直す時は「少し時間をおいて一読者として読んでみる」ことをオススメします。
例えば記事を書き上げたら、次に書く記事の情報収集などを行い、1〜2時間ほど時間をおきます。

時間をおいて記事を読み直してみると、誤字脱字等、記事としておかしな部分に気がつきやすくなります。
記事の見直しは、より良い記事を書くために非常に有効な手段です。

5.データを提示するときはわかりやすく

記事の正確性・信頼性を向上させるために、何かしらのデータを提示することがあるでしょう。
データを掲載する場合、ただ数字を羅列してしまいがちですが、正確さは保てても記事として読みにくいものになってしまうおそれがあります。

例えば、以下のテキストをみてください。

 A:このサービスは、急成長をとげています。具体的には、2015年8月には33,575人、2015年9月には34,898人、2015年10月には35,997人、2015年11月には37,956人、2015年12月には39,665人、2016年1月には40,034人、2016年2月には42,767人、現在(2016年3月8日)には43,677人という推移です。

B:このサービスは、急成長をとげています。具体的には、2015年末には約39,000人が、2016年3月現在では約43,000人という推移です。

どちらの文章が見やすいでしょうか。
Aの文章では細かい推移が記されていますが、数字が羅列されているため非常に読みにくくなっています。
一方、Bの文章では主要部分のみを抜き出し、読みやすさを重要視していることがわかります。

データを提示する際は正確性が重要ですが、同時に記事そのものの読みやすさも重視するべきです。
記事内ではデータの主要部分のみ抜き出し、細かい情報が見たい場合は引用元の情報を見るよう誘導すると良いでしょう。

6.文末を整える

読みやすい文章にするために「文末を整える」作業も欠かせません。

例えば以下のテキストをみてください。

A:今日は映画に行きました。hogehogeという映画を見ました。ポップコーンを食べました。

文末が「〜ます。」「〜ます。」と同じものが続くと、文章全体が稚拙に感じられてしまいます。
この場合は、以下のようにするとすっきりとまとめることができます。

B:今日はhegehogeという映画を見に行き、ポップコーンを食べました。

また、文末に「ですます調」と「断定調」が混在している文章も読みにくくなってしまいます。

A:今回は、PDFファイルを編集するためのツール5選をご紹介します。
難しい操作など必要ない、誰でも簡単に使いこなすことができるツールばかりなので、PDFファイルを扱うことの多い方にはぜひオススメしたい。
なお、使用環境が限定されているツールもありますので、ダウンロードする際には注意してほしい。

B:今回は、PDFファイルを編集するためのツール5選をご紹介します。
難しい操作など必要ない、誰でも簡単に使いこなすことができるツールばかりですので、PDFファイルを扱うことの多い方にはぜひオススメしたいです。
なお、使用環境が限定されているツールもありますので、ダウンロードする際には注意してください。

Aの文章は「〜です。」「〜だ。」が混在しているため、読みにくくなっています。
一方Bの文章は、文末が「〜です。」で統一されているため違和感なく読み進めることができます。

読みやすい文章を目指すなら、文末表現は注意しましょう。

7.一文は短く

少しでも多くの情報を読者に提供しようとすると、文章が長くなってしまう場合があります。
ペルソナを理解した上で、記事そのもののボリュームがある分には構いませんが、一文が長くなってしまうと文章が読みにくくなります。

A:その時わたしはおなかがすいたのでゴーヤチャンプルーを作って、それでも足りなかったので納豆を食べ、最後にマンゴーが山盛りになったアイスクリームのデザートを食べてやっと満足したが、満腹になったら眠くなってしまったのでそのまま昼寝をした。

B:その時わたしはおなかがすいたため、ゴーヤチャンプルーを作った。
しかしまだ足りず、納豆とマンゴーが山盛りになったアイスクリームも食べた。
満腹になると眠くなってしまったため、そのまま昼寝をした。

Aの文章は一文が非常に長く、読疲れてしまう印象があります。
この一文だけならともかく記事全体がこのトーンで書かれていると、最後まで読みきらないうちにページを離脱されてしまいかねません。

Bの文章では、句読点を使って文章にメリハリをもたせています。
そのため読み疲れることなく、スムーズに頭に入ってきますので、読みやすさを意識していると言えます。