つい先日、大きく話題となった中国の大手ショッピングモールAlibaba(アリババ)。世界最大の上場を果たし、この上場によって手に入れた資金は約250億ドルと言われています。

東南アジアを中心にネットショップ市場は急成長しており、2018年には東南アジア6ヵ国(インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)におけるBtoC(企業と消費者)におけるネットショップの市場規模は、2013年の70億米ドルから2018年には345億米ドルになると予想されるほどです。

http://www.nikkeibp.co.jp/article/asiacolumn/20140827/412969/

注目せざるを得ない海外市場ですが、日本の事業者が進出する際に、最も障壁となるのが言語の問題です。
そのため、最近では中国語対応の翻訳ツールなどが人気となっており、翻訳ツールの需要がますます高まりそうです。

今回は、無料で活用できる翻訳ツールについてまとめました。

Skype Translator

Skype Translator

Microsoft社が開発する翻訳ツールです。驚くべきは、インターネット電話サービスのskypeを使ってリアルタイムで翻訳できるところです。現在は、プレビュー版ということもあり、英語とスペイン語のみの対応ですが、最終的には45を超える言語が対応される予定になるので要注目の翻訳ツールです。

http://blogs.skype.com/2014/12/15/skype-translator-preview-an-exciting-journey-to-a-new-chapter-in-communication/

Google翻訳

Google翻訳

最も王道の翻訳ツールです。ブラウザ上でサクっと翻訳したい場合などに最適です。
なにより使い方がシンプルで使いやすいというのも特徴です。

https://translate.google.co.jp/?hl=ja

対応言語数:80

ちなみに、ブラウザでChromeを利用している方であれば、アドオンも利用することができます。

https://chrome.google.com/webstore/detail/google-translate/aapbdbdomjkkjkaonfhkkikfgjllcleb?hl=ja

Worldictionary Lite

Worldictionary Lite

スマートフォンの翻訳アプリです。このアプリの特長的な機能として、翻訳するための文章を入力する必要がないところです。翻訳するために行うことは、カメラのレンズに写すだけ。
出先のちょっとした翻訳などには、便利そうなツールです。

https://itunes.apple.com/jp/app/worldictionary-lite-shun-jian/id536491559?mt=8

対応言語数:22