2016年10月10日(アメリカ時間)、Facebookはこれまで「Facebook at Work」という名称でテスト運用されていた法人版のソーシャルネットワーキングサービス(以下、SNS)「Workpkace」を正式リリースしました。

「Workplace」のUIは従来のFacebookと類似しており、企業利用に役立つ様々な機能を備えています。
個人アカウントとは別に「仕事用のアカウント」として利用できる点が特徴です。

今回は、Facebookが投入したエンタープライズ向けSNS「Workplace」に関する情報をまとめていきます。

Facebookの法人版 社内SNS「Workplace」とは?

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「Workplace」はFacebook社が10月に新たにリリースした法人版のSNSです。
「Workplace」のリリース前から、法人版SNSは多数存在していましたが、月間アクティブユーザーが16億人を超え、世界的に普及しているFacebookの機能を継承している点が最大の特徴です。
「アクティブ・ユーザー」の数によって料金を課金する新しいモデルを採用してたくさんの企業を取り込もうとしています。

参考:
総おさらい!国内主要SNSの利用状況まとめ(Facebook・Twitter・インスタグラム・Snapchat)

それでは、ここから具体的に「Workplace」ではどんな機能があるのかご紹介します。

1. Workplaceで使える機能紹介

前述のとおり、「Workplace」はFacebookのデザインと同じような見た目になっています。しかし、Facebookは様々な人とオープンにコミュニケーションを取るのに対して、「Workplace」ではよりクローズドな環境で情報の共有やコミュニケーションを特化しています。

A. グループ機能

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Facebookグループと同じく、Workplaceでもグループを作成することができます。
会社が大きくなればなるほど、プロジェクトチームを作る機会も多くなるでしょう。そんな時にグループを作ってしまえば、適切な人との情報交換や情報検索が1ページで完結します。

B. マルチグループ機能

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社外の人とプロジェクトを組みたい場合にはどうすればいいのでしょうか。それを解決する機能として、「Workplace」独自の機能としてマルチグループ機能があります。

マルチグループ機能では、別の「Workplace」を使っている社外のメンバーやフリーランスで働いている人ともグループを作成することができます。

C. ニュースフィード

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「Workplace」でもFacebookと同じようにニュースフィードを備えています。Facebookと根本的には同じですが、法人版ということで流れてくる情報は「友人の近況」ではなく「仕事上の重要な情報」です。

テキストや写真はもちろん、動画を投稿することも可能です。

D. ワークチャット

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「Workplace」でのチャット機能は「ワークチャット」と呼ばれています。
コンタクトリストにもいわゆる「ビジネスコンタクト」(仕事関係の連絡先)だけがまとめられているので、チャットの招待も簡単です。
もちろん、複数人数でのチャットやスタンプの送信も可能です。

E. ライブビデオ

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「Workplace」ではライブビデオ機能も搭載されています。
例えば、本社と支社が離れている場合にも、全社員がライブ中継で会議の様子を見ることができるので、その場でテキストチャットを使って発言することも可能です。

F. 検索

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「Workplace」では、過去に別のグループが投稿した内容やファイルなども検索することができます。

G. 管理機能

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「Workplace」の管理チームは、アクティブユーザーやアクティブグループの数や比率、投稿数などの分析情報をアナリティクス画面で参照することができます。